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型染め講習会にて

季節を感じながら、身近な植物を使った
草木染めやモノづくりを楽しんでみませんか?


先日、草木染めの型染め講習会に参加。

この時期の花といえば、梅ということで、
型染めの図案と布を染める素材は梅。

型染めした巾着(表)


そもそも草木染めで布を染めるのも
面白いけれど、
模様を入れるともっと表現の幅が広がって
更に面白い。

模様を入れる方法でよくあるのが、
ビー玉と輪ゴムを使ったり、
針と糸を使って縫い絞る方法がある。

それとは違って型染めは、
もっと自分の思ったような絵や形などを
入れられるので、
講習会に参加してみることにした。


型染めのおおまかな流れは、
①型紙を作る。
②布全体を染める。
③布に型紙を乗せて染料をすりつけ、
媒染、水洗いして完成。


講習会が始まり、
まず初めに布全体を染めるために、
梅の剪定枝をピーラーで剥いたり、
細かく刻んで染液を作る準備をした。

梅の剪定枝

細かくした小枝を煮出している間に、
型染めの図案をカッターで抜いていった。
時間内に終わるか、少し気持ちが焦りながら黙々と作業。

色ごとに型紙を分けて作る

型染めをするには、濃いめの染液を作って、
軽く擦り付けるようにして、
布に染液を付けていく。

水分が多いと、
ぼんやりと輪郭が滲んでしまうので、
滲まない程度の水分量で染料の濃淡を出して
いくのは、なかなか難しい。
水分をふき取りすぎると、
今度は染料がほとんど付かなくなる。
何度か手拭いに練習してから、巾着袋を染めた。

巾着裏面

今回習った型染めの方法だと、
特別な道具もほとんど要らないし、
場所も選ばずに手軽にできるので、
またやってみたい。

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