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瀬戸内ほっこり時間:10回「呉のソウルフード・ガンスを味わう」

旅先や、または都内でご当地料理をいただくと、何とも豊かな時間となる。

広島県呉に、ソウルフードとして、「がんす」というのが君臨している。

簡単にいうと、平べったい薩摩揚げにパン粉をまぶして揚げたようなものだ。呉で食べた際、正直、美味いんだか、美味くないんだか、謎の食べ物だった。お土産で、三宅水産のがんすを買えるので、購入したが、やはり、謎のままだった。

ところが、都内にある呉市出身のオーナーさんが営む広島鉄板焼きのお店で、がんすを食べたところ、抜群に美味しかった。

店名は、「廣島teppan sake wine 90(ノベンタ)」で門前仲町にある。90は、実はクレを引っかけた名前とのこと。さっそく、がんすを注文して、鉄板で2枚並べて温める。

いやー、実に美味しいではないか!


同じ、三宅水産なのに、なぜか我が家のフライパンでは、こうはならないのだ。

またお好み焼きも、さすが美味い。キャベツは、広島からわざわざ取り寄せているとのこと。関東のキャベツとでは、甘みが違うので、そうしているそうだ。

そして、広島の日本酒がたくさん取り揃えてある。

ソウルフードでとっつきにくい場合、本当の美味しさに出会えると、やっぱ理解が深まるのだろう。

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