知って行わざるは知らざるに同じ。本当に?
よく「知っているだけでは意味がない。それを実際の行動に移さなければ意味がない」ということは言われますよね。
最近もそんな感じのことを言われている方を目にして、それでふと思ったんですが「それって本当かな?」と。
私は基本的に知識は多ければ多いほうが良いと考えています。
仮にそれを使わなかったとしても多いに越したことはないと。
たとえば誰かから投資として「株」をオススメされるとして
・株については詳しいけどその他の投資については無知な人
・株についてもその他の投資についても詳しい人
どちらからオススメされる方が説得力があるかと言えば明らかに後者です。
数ある投資について詳しく知った上で「その中でも株がオススメだよ」と言うんだから説得力が違います。
株しか知らない人にオススメされるのでは
「なんとなく良さそうだけど、でも不動産投資が良いって言う人もいるし・・・」
「FXも良さそうなんだけどどうなんだろう・・・?」
という想いがどうしても残ります。
実際ビジネスで商談などしているとこういう場面って結構あります。
提案しているものとは別のもので「これってどうなんですかね?」みたいに聞かれたり。
たとえばうちの会社はウェブ広告を主に提案しているわけですが「SEO対策ってどうなんですかね?」とか聞かれることはよくあります。
うちはSEO対策は請け負っていないですが、その時に「SEO対策?さあ?どうなんでしょうね・・・?」となったら当然ウェブ広告の提案の成約率も落ちると思うんですよね。
きっちりSEO対策とウェブ広告のメリット・デメリットを話して納得してもらえればすっきりと提案を受け入れてもらえる可能性もあがります。
うちはSEO対策を実際にやっているわけではないので、いわば「知っているだけ」の状態に近いですが、知っていることで有利になるということもあるのかなと。
ただもちろん優先度の問題はあるので野球のプロ目指しているのにサッカーの勉強ばかりしているような真似は本末転倒ですが、
一概に「自分には関係ない」と切り捨てるのではなくある程度広く知見を蓄えていくことは必要なのではないかと考えています。
ではでは。
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