東京優駿 2024 レース回顧

ジャスティンミラノ本命で1着固定の3連単を買っていたため馬券不的中❌
しかもダノンデサイルを馬券から外してしまうというミス

アーバンシック買うならデサイルも買うべきだったと反省...

この悔しさを次に活かすために回顧をしていきます

⚫︎ラップ

◆2024
12.5-11.4-12.4-13.1-12.8-12.6-12.7-11.7-11.3-11.1-11.2-11.5

勝ちタイム:2:24.3
前半1000m:1:02.2→過去5年で最遅
後半1000m:56.8→過去5年で最速
前後半3F:36.3-33.8
前中後4F比較:49.4-49.8-45.1

過去5年のラップタイムは以下の通り。

◆2023
12.6-10.7-12.0-12.6-12.5-12.4-12.8-12.4-11.9-11.6-11.9-11.8
勝ちタイム:2:25.2
前半1000m:1:00.4
後半1000m:59.6
前後半3F:35.3-35.3
前中後4F比較:47.9-50.1-47.2

◆2022
12.5-10.8-11.8-12.0-11.8-11.7-12.3-12.0-11.8-11.5-11.7-12.0
勝ちタイム:2:21.9
前半1000m:58.9
後半1000m:59.0
前後半3F:35.1-35.2
前中後4F:47.1-47.8-47.0

◆2021
12.2-10.6-12.2-13.0-12.3-12.4-12.8-11.7-11.4-11.5-10.8-11.6
勝ちタイム:2:22.5
前半1000m:1:00.3
後半1000m:57.0
前後半3F:35.0-33.9
前中後4F:48.0-49.2-45.3

◆2020
12.6-11.3-12.9-12.6-12.3-11.8-12.2-12.3-11.8-11.3-11.3-11.7
勝ちタイム:2:24.1
前半1000m:1:01.7
後半1000m:58.4
前後半3F:36.8-34.3
前中後4F:49.4-48.6-46.1

◆2019
12.7-10.7-11.4-11.4-11.6-12.0-12.3-12.4-12.2-12.0-11.9-12.0
勝ちタイム:2:22.6
前半1000m:57.8
後半1000m:60.5
前後半3F:34.8-35.9
前中後4F:46.2-48.3-48.1

前半1000m1:02.2は過去5年と比べると最も遅い通過タイム。逃げ馬不在の影響もあってか、今年は例年に比べてもスローペース。
ただ1000m通過後からペースの遅さを悟ってか、最後方にいた池添J騎乗のサンライズアースが一気にポジションを上げていったことで、全体もペースアップ。それが後半5F連続11秒台のラップにつながった。4コーナー位置と着順を見ても、今年は前目で、かつスピードの持続力を活かせた馬が好走した。次回以降、後方待機組を見直したい。

着順:馬名(4コーナ通過順)
1着:ダノンデサイル(4番手)
2着:ジャスティンミラノ(4番手)
3着:シンエンペラー(9番手)
4着:サンライズアース(2番手)
5着:レガレイラ(13番手)
6着:コスモキュランダ(4番手)
7着:シュガークン(1番手)
8着:エコロヴァルツ(1番手)
9着:シックスペンス(7番手)
10着:ジューンテイク(7番手)

⚫︎各馬の回顧

1着ダノンデサイル

典さんのコメント通り、道中インでじっと脚を溜めて、直線で溜めていた末脚を活かす文句無しの競馬。
後半1000mからペースアップしたが、ペースが流れたときは外を回り続ける方がきつく、インの経済コースを断ち回るほうが物理的に有利(外を回る方が長い距離を速いペースで走らないといけないため)。このように展開的にも恵まれた面はあるが、着差を考えると展開の助けだけではなく、純粋にこの馬の能力が優れていたことも確か。

スタートを上手く決め、逃げの選択肢もある中で大外からハナを主張してきたエコロヴァルツ岩田康成Jに譲り、インの番手で控えていたが、折り合いを欠くことなくスムーズレースを進められていた。エピファネイア産駒ということもあり、距離延長も全く問題なかった。

ダービーではスピードの持続力が問われたが、上がり3Fの加速力&トップスピードの切れ味勝負になるとやや分が悪い。個人的には、札幌記念などが合いそうと思っている。また、長く良い脚を使えるタイプなので、菊花賞も侮れない1頭になりそう。

2着 ジャスティンミラノ

The 優等生。ずっとインを立ち回っていたダノンデサイルに対し、外を回りつづけるきつい競馬。それでも3着以下を1馬身半以上離しており、改めて能力の高さをうかがえたレース。今回は自身の上がり3F33.9だったが、これは先行して外を回り続けた分のロスと見て良さそう。レースセンスが高いので、どんなレースにも対応できるのが強み。菊花賞はさすがに距離が長いと思われる。来年の大阪杯を楽しみにしたい。

3着 シンエンペラー

展開が向いた印象はあるが、それでも上がり33.4を使えたことに驚き。
欧州血統ということで凱旋門賞にも登録しているとの話だが、非根幹距離で抑えたいと思っているので、ぜひ今年の有馬に出てほしい。

4着 サンライズアース

池添騎手の好判断での4着。将来的にはダートを使うことになるという話もあったが、かなりスタミナはありそうなので、長距離レースでも面白いと思う。

5着 レガレイラ

今回も上がり最速33.2を使うも5着まで。完全にポジション負け。
内枠ということもあり、レイデオロで勝ったときのように動けなかったのが痛い。
今後もスタートが改善されない限りは、展開待ちになりそう。

6着 コスモキュランダ

デムーロ騎手お得意の向正面でのポジション上げ。スピードに限界があるので、切れ味比べになると厳しいことから、道中動いたことは好判断だったと考える。前走の皐月賞はモレイラ騎手の完璧なエスコートもあっての2着だった。父アルアインと同じ条件で見直したい。  

11着 アーバンシック

後方には用無しの展開。G1レベルだと自力での好走は難しいため、展開の助けがほしい。

14着 ダノンエアズロック

レース前のテンションが上がっていたこともあり、折り合いを欠くことを不安に思っていたが、レースではきちんと折り合えていた。父モーリス×母モシーンということもあり、距離2400mは長かったかもしれない。
また、今回のようにラスト5F競馬になると厳しかったのかもしれない。
能力は間違いなく高いので、距離短縮で見直したい。ゆくゆくはマイル路線か?

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