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イモムシみたいなフォロワー数なのに稼ぎたいやつがnoteを書いた結果【途中経過】

少し前、noteを書き始めるにあたってこの記事を読んだ。タイトルの元ネタはこちらだ。

それから少しの時間が経ってnoteに数記事投稿した今、思うことがあったので所見を述べたいと思う。正しいかどうかはよくわからないので妥当性については保証しかねる。あくまで1意見として何かの参考になれば幸いだ。

詳細については記事をお目通し願いたいが、平たくいうと「フォロワーの少ないお前の作品なんか誰も知らない。読まれたいならサボらずに営業しろ!!」ということだ。

多くのクリエイターが作品完成後に自身のフォロワーに向けて、Xを通じて作品の紹介をするのだろう。ここまではおそらく多くのクリエイターが同じ手法をとっていると思う。

だがしかしこれだけではあなたの新作が発表されたという認知がフォロワーさんに対しても取れていない可能性がある。

フォロワーの認知にもグラデーションがあるからだ。

私の場合SUNABACOさんのDX人材育成講座を受講し始めたこともあり、SUNABACO関係者のフォロワーが最近急激に増えた(ありがたい話)。毎日更新ならいざ知らず、更新の遅い私がnoteを書いていることなどこの人たちは知らない。

先日私は下記の記事を自身のXで告知したのだが、その直後の反応ははっきり言ってよくなかった。noteでウケそうな内容かと思っていたので少し残念だった。


翌日の昼頃リポストした後に下のなんて事ない次の文章をポストした。

その直後だ。Xから怒涛のように通知がきたのは。最近フォローしていただいたSUNABACO関係者の方々から続々と感想がポストされてくる。



私がやっていた営業なんて全く足りていなかったのだと実感したのはこの時だ。


以下は私の仮説だ。

私のフォロワーさんは最近私をフォローした方が多い。私のnoteなど読んだことがないし、postも見たことない方がほとんどだ。いくらフォローしているとはいえそんな方々がいきなり得体の知れない人間の作品を読もうとは思わないだろう。大したヒット作もない作家の小説を誰も読もうとはしないのと同じだ。

だが、先ほどのポストにより「得体の知れない人間」ではなくなったのだろう。心理的なハードルが下がり「それなりに頑張ってnoteを書いている人間」に昇格して、試しに読んでやってもいいかと思ってくれた人が出てくれたのだと思う。

その中でSUNABACOとの関わりが深い方が感想をポストをしてくれたことにより、多くの方々のタイムラインにも私の作品が表示されるようになったのだ。

最近SUNABACOの講義を受講し始めた私は、多くのフォロワーさんにとって部外者といって差し支えない。そんな私の言うことよりも関係が構築できている方からの発言の方がフォロワーさんにとっては信じるに足る情報だ。

私はいわばその方からのお墨付きを頂いた格好である(ありがたい)。


所詮イモムシみたいなフォロワー数しかいないやつは人様の力をお借りするしか作品を読んでもらえない。これは事実だ。多くの人の心を動かし、何かしらの反応を得たいならば、人様の力を借りなければならない。

これは製造現場に配属された当初の立ち位置とよく似ている。新入社員は人様の力をお借りするしか、仕事を遂行していくことはできない。

仮に頭がよくても、現場の作業員しか知らないローカルな知識・人間関係の勘所を把握していないと施策は進まないからだ。そのためには何をすればいいのか?

現場を味方につけることだ。

作業員が仕事を教えたくなる人柄を表に出すこと、キーパーソンが力を貸してやってもいいかと思う程度には現場へのリスペクトを示すこと。このような手段を通じて自身が現場にとって味方である(少なくとも敵ではないこと)ことをアピールする。例えば次のような方法がある。

特段用事がなくても現場に通い認知を獲得していく。暇ができれば積極的に話しかける。うざがられても現場に関心があるやつだと思われていた方がいい。

現場で作業員の補助をする場合は1通りの作業を1回見ただけで覚える。職人の動きには細心の注意を払い、欲しそうなタイミングで適切な工具を渡す。補助として現場に入るわけだから足を引っ張る行為は御法度だ。

作業終わりには人数分の缶コーヒーを用意しておく。暑い時期には熱中症防止のためにスポーツドリンクを何ケースか準備しておくことも効果的だ。

などなど、あの手この手を駆使して可愛がられる必要がある。
全ては仕事を進めるためだ。

では、自分の作品を売り込んでいく場合は何を実行していけばいいのか?

これも現場の場合と同様だろう。
フォロワーさんを味方につけなければならない。
先ほどと同様営業をかけなければならない。

フォロワーさんのポストに対して積極的にいいねしていく。
通知欄にアイコンが表示される頻度が増えれば、よくわからんけど顔は頻繁にみるやつくらいには思われるはずだ。

フォロワーさんが拡散して欲しそうなこと(制作された作品等)に関しては積極的に感想をポストする。単純に面白かった点、自分にはできない点、自分なりの解釈をポストする。うまく言葉にできない場合はせめてポストする。制作には時間がかかる。日頃の仕事と並行して取り組まれている、その意欲に対してリスペクトをこめるのだ。

こういう地道な努力を通じてフォロワーの方々から可愛がられていく。現場の作業員から「あいつの言うことなら聞いてやろう」と思ってもらうのと同様に、「あいつの作品なら読んでやろう」と思ってもらえるような行動をとっていくことが必要なのではないかと思う。
全ては自分の作品分身に触れてもらうためだ。

しかし相手の善意に頼り切った方法ではいずれ破綻してしまう。いくら人柄が良くても一向に能力の向上が見られない場合、現場の職人も愛想をつかす。

noteの場合も同様だろう。優しい人ならば律儀に読んでくれるのかもしれないが、貴重な可処分時間を不毛なことに費やすようなことは多くの人はしない。フォロワーさんのご祝儀に甘えてはならない。

読んでくれた方が是非とも拡散したくなるような作品を作った方が健全だ。作品を面白くしていく努力は必要不可欠だ。

いつぞやにフランケン氏がおっしゃっていた、咀嚼力の問題なのか、はたまた演出力なのか、わからないが、せめて営業することに後ろめたさを感じるような作品を生み出したくはない。


多くの方のコンテンツを参考にしながら、自身の記事を面白いものにしていきたいと思う。乞うご期待!!


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