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140字小説【警察犬?】


店長は常連の山田に悔しさを滲ませながら訴えた。「煙のような女だった。いつの間にか消えたんだ。残り香を辿ってでも探し出したいがそれも無理だ」すると女の落としていったハンカチに気づいた山田は、会計を済ますと匂いを頼りに女の後を追って叫んだ。「おい待てよ!食い逃げ女!」

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