140字小説【案内人】

「もしもし!大丈夫ですか?もしもし!大丈夫ですか?すみません!119番お願いします!」「その必要はありません。車で山道を走っていたら崖から大きな岩が猛スピードで転がり落ちてきた、それも死角から。あなたが死んだことを認識できていないのも無理はありません…私は黄泉の案内人です」


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