Photo by fs_gakko 140字小説【才能の鏡】 10 こし・いたお 2023年3月4日 00:04 町外れの骨董屋で鏡を購入した。その鏡は持ち主の隠れた才能を映すという。しかし毎日のように鏡を覗きこんでもぼくの姿しか映らない。そのことを骨董屋の主人に言うと主人はこう返した。「もう答えは出ているよ。眉唾物の骨董品を買う“行動力”さ。失敗も多いが学ぶことも多いだろう」 ダウンロード copy #140字小説 #あべまるさん 10 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート