Photo by def_light 140字小説【いつかぼくにも】 5 こし・いたお 2023年7月9日 00:09 僕は名もない作家。僕の作品が日の目を見ることは無いのかもしれない。それは奇跡のようなものだから。僕は小さな灯台に背をもたれながら遠くの小島を眺めていた。まだ日は高いというのに雨雲に覆われた薄暗い空。突如、沖の小島が美しい光の舞台へと変貌していく。あの薄明光線は、いつかぼくにも。 ダウンロード copy #140字小説 #クロノツカヤさん 5 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート