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140字小説【百年の恋も冷める】

「ねえ、山田くん、手紙書いていい?」夏休み前日、密かに想いを寄せる渡瀬さんが僕の耳元で囁いた。二日後に届いた一通の手紙。僕は一読するとクシャクシャにしてゴミ箱へ投げ入れた。(これは不幸の手紙です。三日以内に同じ内容の手紙を三人に送りなさい。そうしないと必ずあなたに不幸が訪れます)

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