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140字小説【再会】

心が苦しい時、私は幼馴染みのはっちゃんを思い出す。暴力をふるう悪ガキから私をかばい「効かない!」と痩せ我慢しながら眉間に皺を寄せていた男の子だ。病院の受付で理不尽に私を怒鳴る患者。すぐ後の患者は「まあまあ」と言いつつ眉間に皺を寄せている。まるで漢字の八のよう…「はっちゃんだ!!」

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