Photo by t0m0y0 140字小説【行く手を阻む番人】 2 こし・いたお 2023年6月11日 00:09 荒波が打ち寄せる断崖絶壁、そこは自殺の名所。誰も立ち入らせないため蜘蛛の巣のように張られたロープをくぐり抜ける女。フラフラ崖の淵へと歩いていく。するとロープに仕掛けてあった鈴が鳴り、番人が昼寝から目覚めた。そして毅然と女の行く手を阻むと、何も言わずに、何度も何度も首を横に振った。 ダウンロード copy #140字小説 #tomoさん 2 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート