見出し画像

140字小説【もしやそれは】

幼児は本当に目が離せない。遊びに来ていた2歳の姪が厚紙の切れ端を噛んでいた。いつから口に入れていたのか原形を留めていない。ぼくは1000ピースのジグソーパズルに集中していて気付けなかった。こつこつ2週間かけたパズルも残り数ピース。ぼくはここにきて1ピース足りないことに気付いた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?