Photo by fatt 140字小説【待ち遠しい】 5 こし・いたお 2023年7月8日 00:08 「珍しいね、うちに遊びにくるなんて」「珍しいのは三階建ての君の家だよ。今日帰ってくるかもしれないんだ」港町に建つ友人宅。その三階の部屋の窓から海を眺めていた。「そういうことか!今日だといいね」友人は僕に双眼鏡を手渡した。母が言ってた。遠洋漁業に出てる父が帰ってくるかもしれないと。 ダウンロード copy #140字小説 #もんさん 5 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート