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140字小説【油断の代償】

ある日の夜、僕はスリが出ると噂の住宅街を歩いていた。中にはカップルで協力して稼ぐ猛者もいるという。ふと見ると、外は暗いのにカーテンを閉めず、電気もつけたまま着替えている女がいる。下着姿が丸見えだ。「あっ、すみません!」女に気を取られて通行人とぶつかった。帰宅すると財布がなかった…

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こし・いたお
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