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140字小説【明日になれば】

妻の携帯に通知が来た。「商品が発送されました。お届け予定日は・・・」最近ぼくは調子が悪い。「まただ、視界がぼやける」そして遠のく意識、視界が黒く塗りつぶされていく。「ちょっと!大丈夫?」しかし妻は、制御を失い倒れるぼくを支えようとはしなかった。明日になれば新しい旦那が届くから。

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