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140字小説【私が買った権利】

無精髭の酷くやつれた男はヘリから投下された手紙を拾った。(その島は絶海の孤島で助けは来ない。君が砂浜にゴミを並べて作ったSOSも、半日かけて上げた狼煙も効果はないの。君に家族を殺された私は、ある組織からこの権利を買ったのよ。君が絶海の孤島で野垂れ死ぬ姿を衛生画像で見届ける権利を)


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