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140字小説【空のアンパン】

ぼくは小説の創作に行き詰まっていた。買ってきたばかりのアンパンとコーヒーを机の上に置くと神に祈った。「神さま!どうか案を出してはもらえませんか?」すると頭の中に面白いプロットが一つ降りてきた。ぼくはすぐにメモを取り、アンパンを頬張った。「あれ?中身がない!」

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