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140字小説【事実は小説より奇なり】


「君は本当に酒好きだね。どこへ行く時もスキットルを持っていくじゃないか。中身はウイスキー?」「ああ。この世界で真っ当に生きるには少し酔ってるくらいが丁度いい」「出たなアル中の名言。でもぼくは見たよ、君がジョウゴで麦茶を注いでるのを。君が本当に好きなのは酒じゃなく酔っている演技だ」

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