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140字小説【写真家に差し込んだ光】

「写真を撮るのが趣味なんですね。どんなものを撮っているんですか?」

「明るい光です。窓から差し込む光。雲間から差し込む光。木々の間から差し込む光。あの、あなたの写真を撮ってもいいですか?」

「人間も撮るんですね」

「ええ、あなたは僕に差し込む明るい光なので」

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