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140字小説【遠ざかる君】


君が待っているというのに、ぼくは君を裏切るような行動をとってしまった。君はもの凄い速さで遠ざかっていくぼくを笑って許してくれるだろうか?「彼女に会いに行きたいんです!」そう駅員さんに伝えると、「はい。反対方向ですね」と言って誤乗のスタンプを押してくれた。

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