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140字小説【未来からの手紙】

毎年、僕の誕生日に差出人不明の手紙が届いていた。「今年のチャンス!」と題された手紙には、僕の挑むべき挑戦が記されていた。何かと理由をつけてはスルーし続けた僕。ある年、最後の手紙が届いた。そこにはこう記されていた。「君の字だと気づいていたよね?けっきょく何も変わらなかった」


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