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わたしのこと

大変しがない物書きである。

わたしの常識は世間の非常識なのか分からない分野がある程度に、機能不全家族の中でサバイバルをしてきた毒親サバイバーというのが正しいかもしれない。
母親が病識のないタイプのそこそこヤバいメンタルをしていて、父親はそれをただの個性だと思うことで家庭内の問題を全て娘のせいにするそれなりの環境で生きてきた。

母親がどのような人間だったのかを説明するのに簡単なのは「とっとと誰か虐めていじめる側になればいじめられたりしないんだからうまく立ち回れ」「痴漢に合うような娘に育てた覚えはないんだから土下座して私に謝れ」という発言を小学校~高校程度の学生の娘に向かって言い放つような良識の持ち主だと思ってくれたらそれでいい。

わたしは家庭内が一番危険地帯だったので、基本的に家には出来るだけ帰らずに生活していた。食事も極力減らしていれば親との接触は少なくて済む。
そう考えていたら拒食症になったのは小学校三年生の頃だった。いまでもふとした時にぶり返すのでそれなりに危なかったりはする。
歳を重ねるにつれて母親の娘に対する「同一視」は恐ろしく酷くなっていて、彼女の望んだ年齢になっても結婚しなかったわたしは「ゴミクズ」「粗大ゴミなら金出して引き取ってくれるからお前はゴミ以下」と毎日言われて生活していた。幼少期から日々死ぬことだけを希望に生きていた時点で多分鬱病にはなっていたのだろう、思い始めた時から死ぬことだけがわたしにとって救いに感じていたから。
ちなみに鬱病の正式な診断を受けられたのは働いて自分のお金を得てからだった。

鬱病の診断が出て、それなりに重度でどうしようもなかったことで家族から夜逃げするような形で家を出たわたしが、思い出したくない過去や捨てたい思い出、美味しかった食べ物などを徒然なるままに書き記して行くのがこのnoteの使い方になる。

誰にも遠慮せずにものが書けるのは、やはり一番幸福だ。

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