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2023年5月の記事一覧
一口エッセイ:写真を撮る
実は少し前からiPhoneを最新のものにしたので、カメラを活かすために日々の写真に力を入れ始めています。スマホを新しくした理由は、生活保護の友人が貧困に負けて自身のスマホを売り、連絡がとれなくなったため僕の古いスマホをあげざるを得なかったからです。いい機会さ。
淡路島で撮影した安藤忠雄の建築の写真。カッコいいでしょう。
まあ、これは安藤忠雄の名建築がすごいだけですけど。僕なりに角度なり彩度
一口エッセイ:科学の信仰と自殺
ドストエフスキーも宮沢賢治も「科学」を信仰することは自殺と同じではないか、といったことを書いているなと気づいた。
『カラマーゾフの兄弟』では、こうです。
科学の中には人間の五感に隷属するものしかない。その狭い世界の中にあるものは隷属と自殺だけと語る老人。それにしてもドストエフスキーの登場人物はみんな急に長文で神がどうこう語ってくるので迫力がすごい。本気で生きている。
宮沢賢治は『詩ノート
一口エッセイ:新条アカネ
先日、『グリッドマン ユニバース』を観に行きました。正しく特撮ヒーローの劇場版だなって大満足な暴れっぷりが爽快です。巨大な存在同士の市街地でのぶつかり合いなのに、オモチャ感全開のキンキンしたSEが特に良い。この(いい意味での)オモチャっぽさは、グリッドマンシリーズのリアリティラインと世界観だからこそ成せる技。
アニメ版グリッドマン自体には主人公の扱いにモヤっとした部分があったのですが、劇場版で