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過剰包装とキーボード

私はむかしからキーボード沼の住人だ。
パソコンは捨てられてもキーボードが捨てられずに家に何枚も溜まっている。
キーボードについては、エントリがいくつも増やせそうなくらい、これが好きだってニヤニヤしながら語れるが、沼住人の沼語り程退屈なものもないので差し控えるとして、まあともかく、久々にマカーの私が打面形状もキー配列も軸も最高に満点で(あろう)キーボードをみつけたのだ。

そりゃ買うでしょ?

よくおしゃれデザイン雑貨を売っている好きな通販サイト*があり、そこで紹介されていたのは、どちらかというとフラットっぽい打面の(つまり皆様がよくお使いのノートPCなどにもついている)キーボードだったが、米国のメーカーサイトに飛んで、一番好きなタイプをみつけてしまったのだ。

そりゃ買うでしょ?

その私の好きなモデル、日本のAmazonで取り扱ってる業者さんがいたのだが、都合よく米国Amazon経由でメーカーから出荷してもらえる商品であり、航空便送料含めて取り寄せた合計金額が日本の業者の半額位で買えたので、即ぽち。そこでクレカの色々があってちょっと出荷が遅れたりしたが、土曜日に出荷され、水曜の本日到着。
(今個人流通貨物が少ないから通関早いのかな)なんて無駄な心配はともかく、ヤマト運輸がもってきた米国Amazonの段ボールは外国の段ボールらしいざらつき…というか紙質もボロく、それゆえに実際の厚みよりへらっと感が高くw  こんなので海を渡ってきたのか、と実に味わい深い。

で、段ボールのなかでカタカタいうから、まあ半ば想像はしていたが、開封したらこれですよ。

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右下の赤丸は段ボールが切れてるところ。段ボールの脇部分がバッサリ底まで切れていて、ぶっちゃけ崩壊しそうになっている。
あと上の緑色で囲った紙は、緩衝材なのだろう。
ぺらっと一枚紙が入ってるだけで、何を守ってるのかは全然わからないのだが。
あとは商品がぽんと入っている。衝撃的だ。
これと比べたらだいたいのものは過剰包装にみえるだろう。

日本のAmazonは最近、板段ボールの上に商品が納品書とともにシュリンクされて、それごと外箱の段ボールにグルーで接着という方式だが、あれはワールドワイドの共通仕様なのかとおもいきや、違うんだな。

キーボード本体を守っている化粧箱はそれはそれは立派で頑丈で、本体がしっかり守られており、当然キーボードは壊れたりはしていないが、この緩衝材らしき紙が一枚入っているというのはなかなかの梱包状況。
よく過剰包装や段ボールの大きさなど問題になる日本のAmazonだが、なんとなく顧客を心配にさせる(破損的な意味でw)より、過剰包装のほうがありがたいなと思わされた。

いやーこういう体験を含めてこれはこれで好きだ。とても味わい深い
(海を越えてくるものじゃないが)

ドローンで玄関先に配達、とかいう実験?だかの映像をみたことがあるが、こんな梱包の商品を落下させていいのか米国?というのが本当になぞである。壊れていたら気軽に返品交換できる(返品交換対応期間が長い)方が、海外の顧客満足度は高いと聞くが、それで破損対応は十分なのかもしれない。日本だと下手すると化粧箱の凹みですら、Amazonレビューで低評価がつくので本当に驚きだ。

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ところでこのキーボード、光るのは購入前からわかっていたが、ゲーミングキーボード仕様になっていて、とてもよく光りますw
初ゲーミングキーボードなので、白色点灯しっぱなしでつかっているけれど、これはこれで綺麗。

↑↑↑私が買ったモデルはこれの茶軸だが、普段メインでお使いのものがノートPCであり傾斜角度がもう少しフラットでも気にならない人や、押し込みが浅目がすきなひと、無線がいい人は、*アシストオン(エントリ冒頭で書いた、おしゃれ雑貨屋)が取り扱いしてるこのモデル↓↓もいいと思う。
JIS配列もあるし。テンキーなしもあるでよ

Mac用とひたすら書いてあるが、Windowsとの切替スイッチがあり、キートップもそれ用のがついていて取り替え用治具も付属しているので、沼の皆はチェックしてみてほしい。


万年筆やボールペンにこだわるように、キーボードにこだわってもいいじゃないと思う勢のひとは是非。打やすいキーボードはQOLをあげる。
…とキーボード沼の住人は思うわけである。

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