【デザフェス50報告会】ディスプレイのはなし
続きましては、今回のディスプレイについて。
今回は「角地」であったことから自由度が高かった為にかなりの時間悩んでしまいました。
Sブース=180×90cm
シンプルに、180×45cmのテーブルを借りることに。
角側から出入りできます。
が、ブース幅いっぱいのテーブルサイズですから、手直しができるテーブルの高さでなくてはいけません。最初は机を高くすることをかんがえてきたのですが断念してもとの高さのままにしました。(自分が低身長のため、テーブルを高くすると前の方に手が届かなくなる可能性がありました)
【照明】
電源を1口借りました。
前回はこんな箱状の物は見当たらなかったのでびっくり!
人通りも多かったし、かなりの人がつまづいていました・・・。
なんだか申し訳ない気持ち。
上の方から下を照らすようにクリップライトを付けました。
(IKEAで購入)
前回もこのジャンルのエリアだったので、壁を借りる方が多いのはわかっていました。そこで、壁より高い高さにライトを設置したかったのです。(ブースの高さ制限は4mでした)
その灯りは、テーブルに置いてあるガラスケースに当たるようにして反射させました。
そしてクリスマスツリーの飾りに使うようなライトも雰囲気を出す為に、ポールの両側に。これは電池式で6時間で自動的に消灯するもの。(IKEAで購入)なので6時間後に忘れずに点けます(笑)
これは2日目の様子。
(延長ケーブル忘れて初日付けられなかったんです)
机の脇にクリップライト。お隣さんに光が干渉しないよう。
そしてお客様の顔に当たらないよう。
(眩しいと目が疲れて逸らしたくなるので)
更に直接作品にも当たらないよう。
ホンワカと反射して欲しいので、白い布に光をあてています。
【台紙につけない派】
最初の頃は、台紙に付けてないときちんとして見られないのでは?と思っていましたが、私の作風においては「無い方がいいんじゃないか?」と気づいたのは今年の頭でした。
そして、着けて行くから台紙ナシで良いという方も多いんですよね。
マグネットボードのメリットは・・・
〇お客様が手に取って戻しやすい。
〇元の場所が分かりやすい。
しかし、今回はたくさんの方に見てもらう目標もあったので、それを達成する為には手早くお渡し出来ることも大事になってきます。
そのため、いつも壊れるか不安になる「樹脂イヤリング」は小箱にいれました。あと、リング達も。
箱の組み立ては事前の空き時間があればひたすら。
時間がかかりましたが、当日とても役に立ちました!
【壁を使わずに自分の空間/世界を作る 】
ギリギリまで、壁を借りるか悩みました。
壁を借りるなら、絵を描くか壁紙を貼るか・・・など悩みに悩み、再現性も考えて壁を借りる事は断念しました。
そして屋根みたいな、窓枠みたいな役目の物があれば、後ろやお隣との空間の区別が着きやすそうだなと考えていました。
私はスーツケースに入れて電車で運ぶ派なので
分解出来るものでなくてはいけません。
更に、不安なものは却下。
そうした中で辿り着いたのが『ポールハンガー』でした。
この中でも、樹木みたいなもので机に乗せるか、ダメなら床に置くか・・・。ここは、当日やってみないと分からないところでした。(テーブルが壊れちゃうかな?とか心配)
私が選んだのは、119cmにも176cmにもなる、枝がついてるもの。
まずは119cmで机の上に置いてみました。テーブルの高さは73cmだから、190cm。でも、枝のところに吊るすことを考えると170cm辺りまで降りてくるので、ちょっと邪魔・・・。
そして176cmにして完成!
高いので、下でライトなどのセッティングをしてからテーブルに乗せて、ライト位置調整の為にまた下ろして・・・なんてやってました(笑)
脚立があったら良かったかもしれませんが、荷物が嵩張るのでこれくらいはやります。
このおかげで、周りの壁よりも高い位置で、遠い方からも見えるようにしました。
テーブルの奥行が「45cm」だったので、「吊るすディスプレイ」をすることでテーブルに作品を沢山置けるようにしました。
【キャプションを付ける】
美術館風にしたかったので、シンプルなキャプションを作りました。以前は写真付きでしたが、今回は文字のみ。
これを作ることで、「キャプションが無い物は置けない」ことになりました。並べる種類を減らしたんです。
このお陰で、いつものごちゃごちゃ感がなくなった気がします。
そしてお客様も、一目で金額が分かりやすいという。
ただ、ディスプレイ案が固まってから置く物を決めたので、準備はギリギリでした。。。
「IRO LAB」への【安心感】を持って欲しい
通りすがりであったり、SNSで作品だけ見たけどプロフィールやホームページにまでは行かなかった人からしたら、
「こいつ誰やねん」だと思います(笑)
私もここまでの試行錯誤とチャレンジの経緯がありますので、東京在住でない方にも分かるようなものだけピックアップして、小さく纏めました。
(気付く人だけ気付けばいいかな、という程度にしました)
ショップカードは自分の近くに。
最初は取りやすい様にお客様側に置こうと思っていたのですが、勝手に持って行かれてしまうと、どんな人が持って行ったか全く分からないんですよね。
もちろん、顔を覚えておけるわけは無いのですが
私の顔近くにあって取りにくい場所にあるショップカードをわざわざ欲してくださる方に「ありがとうございます」くらいは言いたいし、ほんの一瞬でもコミュニケーションを取った方が良いと感じました。
実際、この判断は良かったなって思います。
×××××××××××反省点×××××××××××
①鏡が足りなかったこと
割と高めの目標を掲げていた割に、小さな鏡ひとつしか持って行かなかった為、お客様が隣のブースの鏡を勝手に使ってしまう場面がチラホラ。
ちょうどお隣のブースには鏡が私のブース寄りに置いてあったこともあり、そのような事態に…。本当に申し訳ありませんでした。
なので、2日目は角側に鏡を設置!
②2日目にショップカードを増刷し忘れたこと
もうこれは本当に…。反省しかないです。1日目より2日目の方が客足が落ち着いてはいましたが、やはり途中でなくなり、自己紹介の機会を失うことになりました。
③本当は頭上に屋号のわかるものを配置したかったこと
ポールハンガーがどこまで使えるかわからなかった為、あまり冒険ができなかったのです。本当は理念や屋号をポールハンガーの両方に吊るし、暖簾みたいにしたかったんですが…。今回、これが問題なく使える事が分かったので、次回は存分に使います!
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