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占星術の「中年の危機」に瀕している話

 西洋占星術には「中年の危機」という時期がある。
 人生史上いちばん……でもないが二番目くらいには仕事が上手くいっておらず、頭を抱え続けてはや2ヶ月。
 先日お客さんとサターンリターンの話をしたことから「あれ、冥王星の角度……」とひらめき、自分のチャートを確認してみる。なるほどしっかり中年の危機であった。
 さらに、海王星のほうでも中年の危機を迎えていた。海王星が示す中年の危機はメンタルブレイクを大いにともなうので、なるほどこの精神の不安定さは海王星のせいか、とひとつ納得した。

 産休前は普通にうまくいっていた仕事が、復帰後にここまでうまくいかないとかある!?と思っていたのだが、まあ中年の危機なら仕方ない……。
 いや、仕方なくない。そんなことがあってたまるか!!
 大体うまくいかない時は「こっちじゃない」と状況が示しているのである、きっと。

 多分10月くらいには好転しそうではあるが、10月に「やっぱダメでした〜」なんてことになったら完全に詰みである。というか現在も詰み気味である。
 8〜9月も開店休業なんて耐えられないし、じっと待っていられない性分である。資格を取るため勉強をすることにした。他の仕事もしようと決めた。勉強するにも金がいる!

 「中年の危機」に関わってくるのは、冥王星・海王星・天王星と、距離的に遠いけどガッツリ影響を与えてくるメンツである。
 この3つの星の影響は、正直自力でどうこうできるものではない。行きつけの店が閉店しますとか、会社の制度が変わりますとか、状況が変わる→自分も変わらざるを得ない、みたいなものだと私は解釈している。

 ちなみに、なんでこんなに中年の危機が私の仕事に影響しているかというと、私の冥王星は金銭や仕事の第2ハウスに居座っているのである。しかも、そこに火星と土星も似たような角度で同居し「仕事!仕事!」と騒いでいるような出生図なのだ。
 冥王星は0か100、強制力、重圧、予備バッテリー。現行の冥王星の強制力で、仕事を0にされているような気分である。実際に一番効いていたのは去年なのだが、ご丁寧に冥王星が逆行で戻ってきて「もう一回リセットするわ〜」と余計なことをしてくれているのである。ただまぁ、冥王星があるから逆に「九死に一生」もあるので、良いか悪いかは捉え方次第だ。0にするのはやめてくれ頼む。私は平和に稼ぎたい。悩みたくない。

 ちなみに実は本格的に巡ってきているのは海王星である。海王星は、理想、幻想、妄想、夢。理想ベースで夢を語る姿も、妄想を暴走させメンヘラを拗らせた姿も、違法な薬で幻覚を見る姿も、全て海王星の担当である。酒も海王星。
 自分の目指す理想を見直せ!と状況を変化させるのと同時に、悪い考えを暴走させてくる。敵か味方か全くわからない。いや、そもそも敵味方という枠ではないのだが。
 私の海王星は知識やコミュニケーションの第3ハウスにいる。知識を見直せ、理想のためにもっと考えを広げろ!と言いながらもドウシヨウを暴走させてくるのだ。海王星さん!ネガティブは、暴走させなくていいんですよォ(ニコリ
 資格を取ろうと勉強することに決めたのも、海王星の影響がありそうである。

 残る天王星は、2026年に私を殴ってくる予定だ。天王星も全然優しくないので「殴る」という表現で合っていると思う。ついでに、ホロスコープの天頂に近いところで殴ってくるので「お前が目指すもののために色々構築しなおせ!!(私の世界ドゴーン)」である。ひどい。
 3年後に私のいる社会的ステージが変わる、と解釈はしている。天王星も海王星とおなじく第3ハウスなので、知識とか話し相手が変わるのかな…ということも合わせて考えている。
 最近断易にハマり、東洋占術をとにかく勉強したくてたまらないので、占いがそっちにシフトする可能性もある。あるいは、占いはやめて資格を活かした仕事一本にするか。

 中年の危機、重たいし先が長すぎだろ!と思ってはいるが、サターンリターンと同じできっと超えた後に良くなると信じている。いや、よくなって欲しい。

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