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随想(エッセイ)

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その時、浮かんだことを書いたもの
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2024年10月の記事一覧

もうすぐ、あれがやってくる、アメリカ

うひょー。大統領選挙まで、2週間。なんというか、街の雰囲気が、変な感じになってきているようで、気のせいだと良いのですが。 実は、私、去年の大晦日に、選挙の話から距離をとる、基本、話題にしない、参加しない、と決めた。でも、この頃、空気がちょっと緊迫してきてるので、起こってないかのように、振る舞うのにも限界があり、逆に、自分にとって良くない気がしてきた。 と言うことで、書くことに。 さて、今回の選挙。結果については、2週間後にわかるし、私にとっての関心ごとではない。ただ、な

村上春樹 『猫を棄てる』

始めて読んだ村上春樹の本は、『風の歌を聴け』で、中学生か高校生1年の頃と記憶している。父の本棚に置いてあった。 それから、もう40年近くになる。ずっと、彼の本を読んでるわけではなく、何年も読まずにいることもある。でも、必ず、また手に取ることになるのが、不思議なもの。 『猫を棄てる』は、ニューヨークの市立図書館の日本語コーナーで見つけた。小さな本だったので、内容は確認せず、借りて読んでみた。 村上春樹が、自身の父親について書いたエッセイだった。 彼の作品は、恋愛小説だと

『空気を読むのが大切』は、日本独自のものか?

私の応えは、大きい声で『NO』『いいえ』となります。 日本とアメリカしか知らないので、アメリカのことだけになりますが、ここでも、空気を読むのは大切な、世渡りテクで、ある意味、日本より大切だと思います。 ただ、日本とは、『空気』の内容、コンテンツとプログラム言語が違っていますので、日本で空気を読むのが上手くても、アメリカでも世渡り上手になれるかは、わかりません。もしかしたら、基本的なことは、同じなので、スキルは、共通のもので行けるかもしれません。 一つ、アメリカが、日本と