マガジンのカバー画像

随想(エッセイ)

62
その時、浮かんだことを書いたもの
運営しているクリエイター

2024年9月の記事一覧

プラトンの『国家』を読む:『正いこと』、『幸せ』、『お金』の関係

プラトンの『国家』を、ゆっくり再読しています。今、BOOK2です。 『国家』、前は、全然理解できないというか、入ってこなかったのですが、今回、プラトンは、『正しい行い(正義)』とか何か。『正しい行い』をすることで、人間は『幸せ』になれるのか、問うているんだなと、考えるようになりました。 さらに『お金・富』と『幸せ』との関係。 純粋な(他意のない)それゆえの、『正しい行い』、そこから出る『幸せ』、それと『お金』あるいは、『名声』を稼ぐための行動の区別が、前半部分の大事なテ

追い詰められたと思った時、私が考えること

『追い詰められた』と感じるかどうかは、結局のところ、自分次第です。たとえば、お金が一円もなくても、追い詰めれれたと感じるかどうかは、人によるでしょう。 それで、私はどうかというと。私、今まで、『追い詰められた』と感じたことが、何回も、何百回もあります。これは、根っこに、子供の頃の経験があるわけなのですが、それは良いとして、私が、『もう、だめ〜』と思った時に、どう考えるかを、書きたいと思います。これは、かなり前、若い時に、聞いたことを参考にしています。 『もう、だめ〜』『死

LaborDay スケッチ&水彩画&詩

アメリカは、今週の月曜日、Labor Dayでした。Labor Dayは、日本で言えば、勤労感謝の日という感じでしょうか。毎年、9月の第一月曜日になります。夏の終わりで、学校も、新学年が本格的に始まります。 わたしは、17年前のLabor Day直前に、アメリカに来たので、これで18年目に突入することに。最初は、半年くらいの感じできたのですが、結局、長く滞在することになりました。 いやー、17年のアメリカ暮らし、大変でした。けど、考えてみれば、ずっとアメリカに住んでみたい

その子、本当に、あなたの『ともだち』ですか。

(*こちらの記事は、数ヶ月前に下書きして、忘れていたもの。投稿します。) 今日、ニューヨーク市内の、中学校に行った。私は、最近、派遣代理教師の仕事を、している。派遣先は、アプリで選ぶのだけど、中学は、今まで、ほとんど選ばず、小学校と幼稚園で、仕事をしてきた。 派遣先で会う他の女性の先生も、中学には、行かないという人が結構いる。幼稚園や小学校でも、授業の課題を「やりたくない。」と拒否、歩き回る、走る、怒鳴る、椅子(机)を投げるという状況で、中学になると、意地悪な態度が悪化す