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随想(エッセイ)

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その時、浮かんだことを書いたもの
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2023年12月の記事一覧

色彩の効用: 癒しの色鉛筆

今年、友人のお子さんに影響されて、色鉛筆を使うようになった。人物画のスケッチも、色鉛筆ですることが多い。 24本セットが入っていた缶の中敷を取り除いて、30本くらいかな、持ち歩いている。色鉛筆といっても、会社によって、お値段も、硬さから、触感が、全然違う。定価一本5ドルのメーカーもあって、実は、お安くないけれど、長持ちするのは良い。 気がついたのだけれど、鉛筆で描いているより、色を使うせいか、癒し感がある。ストレスを感じた時などに、色鉛筆を取りし出して、なんでも良いから、

ニューヨークで見ていること (1) 2023.11.

以前の記事でも、書いたけれど、今住んでる地域では、若者男性の死亡が、ほんとうに頻繁だ。理由は何であれ、死亡した場合、弔いのShrineが、できる場合が多いので、どれくらいの割合で死亡しているかわかる。大体、毎週、歩いて数分のところに、1つは、キャンドルが灯されて、写真とメッセージが飾られた、新しいShrineが、歩道にできる。 数ヶ月前、8月だったか、日曜の夜8時ごろ、うちから2分のところで、若い男性が、撃たれて亡くなった。銃声などを聞いたわけではなく、後からShrineを

ニューヨークで見ていること (2) 2023.12初旬

私の住む地域では、若者の死亡が多いという記事を書いた。今日も、今日と て、家から駅に向かう間にあるビルの前、お葬式で使う大きな花の輪があるのが、少し先から見えた。 近寄ると、20代らしい、薄い髭の男性の写真数枚が貼ってあり、たくさんのキャンドル。『ママより』と、花の輪のリボンに印刷されていた。子供の写真がいくつかあるのは、この男性の子供か、彼が小さかった頃のものか、どちらかだろう。 数歩進んだ、同じビルの入り口の反対側に、なんと、もう一つ、Shrine(弔い場所)があった