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時に、思い返す、金子光晴の、『答辞に代えて、奴隷根性の唄』。 読んだことない方には、全文を、検索して読んで欲しいのだけれど、これは、最後の部分。 ここだけ、読めば、金子光晴は、どこか異国ににいる、鎖に繋がれた奴隷について、書いていると思う人がいるかもしれない。 私は、第2次世界大戦直後に発表されたこの詩は、わたしたち、にっぽん人の『奴隷根性』について、問おていると思っている。 鎖は、すでに切られているのに、自由に生きることを、ためらい、自らしない、できない。とくに、周
ここのところ、本を、買っても、すぐ読まなかったり、読んででも、途中で放り出して、忘れたり。そんな感じである。 ずっと前に、宮沢賢治の、『銀河鉄道の夜』の収録された文庫本を買っ他のだけど、『銀河鉄道の夜』だけしか、読まなかった。最近、他の、短編も、少しずつ読んでる。 少しずつしか、進まないのは、インターネットのせいなのだろう。ゆっくり座って、本を、しばらく読むだけの、持続力みたいなのが、なくなってきている。地下鉄の中で、読んでいても、ちょっと読んでは、「今日、雨降るんだっけ
どうでも良いと思いつつ、気になってる、”Bro”という言葉について。 この頃、ニューヨークで、あっちこっちで聞く頻出単語だ。 アメリカという国、住んでみると、文化的に、大きなグループから、小さなグループまで、割とくっきりと、分かれている。まず、自分の属さないグループの在り方は、尊重するのが理想とされている。そして、他者の文化様式に、許可なく踏み込むことは、あまり良く思われなかったり、失礼だと取られる場合がある。 それぞれの文化は、生活スタイル、ファッション、髪型、言葉使