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#2息子との日々”クアトロテスト”~いろはママダイアリー~

こちらはひとりのお母さんのストーリーです。
ぜひ#1から読んで下さいね♡

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妊娠5ヶ月が過ぎ、激しいつわりも徐々に落ち着き体調も元に戻りつつあるのを感じた。

それからは日に日に元気を取り戻し、あの辛かった日々が嘘だったかの様に私の食欲も回復し、すっかり元通りの生活を送れるようになった。


そんな時期、私は出生前診断を受けようかと考えていた。
受けようかと思った理由は、私の通っている産院がたまたま出生前診断のできる病院だったので、もし今のお腹の子どもの状況が少しでも詳しく分かるのであれば受けてみたい、という理由からだった。


だが出生前診断は高額だ。
私の通っている産院では羊水検査をするようだ。

羊水検査の簡単な説明と値段を聞き、ちょっとその値段にたじろいでいる時、羊水検査の前段階に受けれるクアトロテストという検査があると聞く。

クアトロテストは羊水検査ほど高額ではなく、血液検査で確定診断ではないにしても、胎児の染色体異常の確率が分かるそうだった。


そしてその話を夫とも話合い、まずはクアトロテストを受けてみようかという話になった。
もし受けて、結果が気になる様だったらその時また羊水検査をするかどうか話合おうという方向に決まったのである。


そして後日クアトロテストを受け、数日後検査の結果が出たと連絡を貰いそれを聞きに産院を訪れる。


検査結果は「陽性」であった。

陽性とは胎児の染色体異常の可能性が高いという事である。まさか陽性が出るなんて思ってもいなかった、なぜか絶対大丈夫だと思っていた(何も根拠はないが)ただただ安心感が欲しいからと受けた検査だったつもりが、まさかの陽性。

予想外の結果に頭の中は混乱している。

ただこれは確定診断ではない。
確率が高いというだけであって本当に障害があるかどうかは羊水検査をしないと分からないのだ。

だったら羊水検査をしよう。
私達夫婦が話し合った結論だった。


・・・つづく

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