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一人ひとりの違いを認める学問アールヴェーダから見る伝染病(COVID-19)

アーユルヴェーダはインド大陸の伝統的医学であり世界三大伝統医学でもあります。そんな古来の医学から今のパンデミックを紐解いてみたら、驚くほど的確なアドバイスがあったのでshareします!


1.アーユルヴェーダとは

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インド大陸に古くから伝わる伝統医学です。西洋医学では、原因となる”悪い部分”を投薬や手術でやっつけて、治すという考え方ですが、一方アーユルヴェーダでは、未病(病気の前段階)を細かく分類し、心、体、行動や環境も含めた全体としての調和が、健康にとって重要とみて、生活処方やオイルでの施術が主な治療となります。頭から温かいオイルを額に流し続ける「シロダーラ」もアーユルヴェーダの施術の1つになります。

トリ・ドーシャと呼ばれる3つの要素(体液、病素)のバランスが崩れると病気になると考えられており、これがアーユルヴェーダの根本理論である。

アーユルヴェーダの診察では、カウンセリングのように生活のいろいろなことを聞かれます。これは、一人ひとりにぴったりの処方をするためです。近年の「〇〇ダイエット」や「○○健康法」など全員に同じものが良いわけではなく、そもそも一人ひとりの心も体も環境も違うので体に良いものもそれぞれによって違う、という考え方です


参考までに私が先生から頂いた、生活処方の内容を一部ご紹介します!

・プレーンやヨーグルトを食べる
・ダンスや水泳をやる
・3つやってる仕事を2つにして自分においしい食事を作る時間をつくる
・家に快適なイス(ソファー)を置き、リラックスできる環境を作る
・食事の汁物を増やす、お皿を大きくする

というような内容が生活処方です。これは私のその時の状況による処方ですので誰にでも良いということではありません。3ヶ月に1度病院に行き、処方を受けるのが私にはちょうどいいそうです。


2.個性と伝染病


ここでひとつ疑問が出てきます。「なぜ一人ひとり体も健康状態も違うのに同じ病気になるのか」ということです。今回のCOVID-19は、全世界レベルで広がっています。アーユルヴェーダではこの伝染病をどのように捉えているかというと…

皆、違う体質やその他が違っても、また同時に人類みんなで共有していることもあるのだ。それが正常を損なうとすべての人に強い影響を起こし、これが原因となった場合には、同時期に多くの人が同じ症状の病になったり、国に甚大な被害をもたらしたりするのである。

ということだそうです。では私たちはなにを共有しているのか…

それが「風、水、土地と時節」であり、現代的な解釈をすれば環境汚染となるでしょう。人間は地球上で生活しているので、みんなで酸素と水と土を共有しています。地球規模で空気、水、土の汚染があれば、地球上に住む人みんなに影響があるということです。

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3.アーユルヴェーダ的、伝染病の治し方


では、古典書ではどのようにこの伝染病を治すのか…。上記の通り、未病の段階で治療をする『予防医学』の考え方がアーユルヴェーダの基礎ですので

流行り病が始まる前に、星の動きを見て、先を読んで、
薬草を摘んで薬を作って準備すべし

というのが教えのようですが、今は既に流行ってしまった後の話です…。
ではそんなときはどうしたら良いのか…

「真実を語る、生き物を慈しむ、布施やチャリティをする、犠牲的精神を持つ、祈り、予防となる生活や薬を摂る、心に充足感を持ち、言霊を唱え、自分にとって善良であり、吉祥なところに居を構え、欲望を制御し、また制御している人にチャリティをする、信仰や精神などの大切な話を沢山する、知識人たちの話を聞く。これらが伝染病がはやっている際に、伝染病にかかってない者たちが行う生活法であり、このようなことを行う者は流行り病にかかる心配をする必要はない」

というのが古典の教えです。私はこの文章を読んで、今の自粛生活とコロナ基金やたくさんのチャリティーイベントを思い出しました。

アーユルヴェーダでは、「風、水、土地と時節」すなわち
           「環境汚染」によって伝染病は起こる説きました。

そして水や空気、土を汚したのは自分でもあったのかと気がつくことが大切だと古典の中で続きます。


4.地球上の『自分』という考え


私も気が付かないうちに「環境汚染」に加担をしていたのではないかと考えさせられます。日々それとなく使っている、安さにひかれて買った工業製品の数々は地球にやさしいのでしょうか。楽だからと乗ってしまう車やバイク、本当に必要でしょうか?

たくさんのドキュメンタリーや海外のニュースを見て現状を知り、0ウェスト(ゴミを0にする活動)/プラスチックフリーな生活を心がけ、ギルティ―フリーの食べ物を選び、自炊をすることを心がけていますが、まだまだ知らないことはたくさんあるとアーユルヴェーダの教えで気が付くことができました。

資源に限りがあるということを、頭では分かっていながらも自身の生活と
どこか切り離して考えていたように思い反省しました…。


5.自粛生活で…


この全世界的な自粛生活の恩恵は、こんなところにありました。

・パンデミックによるロックダウンは、環境に対して前例のない影響をもたらした。
・最新の調査によると、4月の1日あたりの世界の二酸化炭素排出量は、前年よりも17%少なくなった。
・そのうちの43%を、車、バス、トラックからの排出量の減少が占めている。
・6月中旬までにすべての国が経済活動を再開しても、2020年の総炭素排出量は昨年より4%少なくなる。
・経済を再構築する際に政府が二酸化炭素排出量削減を考慮しない場合、これらの環境への恩恵はすぐになくなってしまうと専門家は警告している。

           出典:https://www.businessinsider.jp/post-213169

これが、地球のメッセージであるように思います。


6.最後に…


長い文章を読んで頂きありがとうございました。ここでお話ししたアーユルヴェーダの伝染病の考え方は、私もお世話になっている祐天寺にあるハタイ―クリニックの及川先生からのメールマガジンでの内容を参考にさせて頂いております。いつも、為になる内容をありがとうございます。現代に、今だからこそアーユルヴェーダの考え方は人々の助けになると強く感じshareさせて頂きました。

私はヨガに出会い、アーユルヴェーダに出会い、知らないことを知り、人生が豊かになりました。どなたかの参考になれば幸いです。


追記

私が起業を目指す、児童発達支援施設「療保園 いろは」では、一人ひとりの個性を大切に「人に優しく、地球にやさしく」を合言葉に、人にも環境にも優しくできる、そんな子どもたちを育てていきたいと思っています。これからの未来を生きる子どもたちに負の遺産を残したくない、これが私の思いであり原点です。



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