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#11息子との日々”親子教室へ”~いろはママダイアリー~

こちらはひとりのお母さんのストーリーです。
ぜひ#1から読んでください♡

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私は臨月に入った。
息子は2歳3ヶ月。

その時期、息子のある行動が目に付くようになる。

同じ場所を行ったり来たり、ずっとその動きを繰り返している。

飽きもせずずっと数分程、他に興味が向き次の行動に移るまでずっとやっている。



何だか異様な光景だ。

??と思ったが、子ども独特の今だけの遊びの様なものなのだろうと思い、気にはなるが少し様子を見る事にした。

後に分かる事になるが、これは「常同行動」という行動で発達障がいや自閉症の特性を持つ子(全てではない)に現れたりする行動特性の1つである。
(※定型発達児にも成長の一過程でごく稀に現れる事があるらしい)


《「常同行動」は不安や不快を感じてる時、気持ちを落ち着かせたい時にその行動をとったり、退屈な時など、その行動をとって自ら感覚的な刺激を与える事で退屈さを解消しようとしたり、、等々
気持ちの安定を図る為、その行動をとっている理由は色々あるそうだ》


程なくして、いよいよ出産間近という事で母が家にお手伝いに来てくれるようになった。

母も久しぶりに孫と沢山の時間を過ごせるという事で、大変嬉しそうにしていた。ところが日が経つにつれ、母の表情は曇っていく。



理由を聞いてみると、息子の様子が何だかちょっとおかしくないか?
という思いを持ち始めた様で、

どんなところがおかしいのかと聞いてみると、

・コミュニケーションが噛み合わない所がある
・今まで楽しくしてたのに急に怒り出したりする
・異常に怖がり
・何だか一緒に遊べない
・遊び方が独特すぎる
・言葉が理解できているのかいないのか、微妙なところがある


などなど、他にも色々あったが、とにかくコミュニケーション面が難しいというものだった。

それを聞き、実は私もずっと気に掛かっていた部分ではあったが、初めての子育てである為、それが異常なラインであるかどうかが分からなかったのである。

どれも、色々気になる部分はあっても大体子どもってそんなもんなんじゃないの?位の事かと思っていたのである。


 
ところが子どもを2人育て上げ、現在数人いる孫達の世話をしている母には、違和感を感じるレベルだった様である。


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そしてそれを感じながら息子の「常同行動」を見た母は、息子の成長発達に大きな不安を感じた様だ。


・・・つづく

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