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スタートアップ企業の皆様へご提案させてください!

久しぶりに投稿します!
(少し長めで自己満足感が強めの記事になりますので)

筆者は長らくキャリアについて悩み続けてきました。
悩みの根幹は「自分は何が強みなのか」ということ。

キャリアとして”何でも屋”として多岐に渡るプロジェクトやミッションに向き合ってきました。

自分のポリシーは「どんなお題に対しても全力で考えて出来る方法を考えて行動する」ことなので、結果的に何でも出来るようになり、知識も深くなっていくわけです。

そのため、「強みは何ですか?」と聞かれると「何でも出来ることです。」と答えるしかないくらい何でも尖っていると言わざるを得ないわけです。

当然、苦手なことも出来ないこともあります。

でも強みを1つに絞ることが出来ない。だから強みがぼやけてしまう。といった弊害もあるということが悩みでした。

本業のサラリーマンをやりつつ、新たな挑戦として副業を紹介に登録して進めようとしても「強みがぼやけて中々紹介できない。」と言われてしまい、案件を紹介されにくいと言ったこともありました。

そんな時に出会ったのが”YOUTRUST”というアプリ。

スタートアップ企業とユーザーがダイレクトにマッチングでき、
自分のキャリアや意欲をステータス公開、投稿させることで人となりを伝えることが出来るアプリです。

筆者はこのアプリを通して、
自分のキャリアや考え、価値観、やってきた実績などを素直に記載してみた。
自分の顔や名前を出して経歴やキャリアを語るのは正直あまり好きではないです。
しかし、セルフプロモーション・自己ブランディングは今の時代大切なことをいつもメンバーに言っているわけで、自身が実践しないわけにはいかないため思い切って投稿をしてみたのです。

その行動の先にあったものは色々なスタートアップ企業様との出会い!!

幸運なことに、
筆者に興味を持っていただける企業様からダイレクトにメッセージを頂きました。

カジュアルにお話しという形で、
スタートアップや役員の方々とお話しさせていただきまして、
会社への想いや課題、悩みについて打ち明けていただく機会もしばしばありました。


お話の中で最も多くの企業様の課題は「組織運営」と「人材育成」というキーワードです。

事業をスケールさせていく上で「人」と「事業」を結びつけるための組織運営に非常に多くの企業が悩みを抱えていることがわかりました。

スタートアップ企業が抱える「組織運営」と「人材育成」の悩み


1.CEOは必ずしも完璧な存在ではないこと

CEOは事業に情熱を持ち世の中に貢献したい。という思いで事業をスタートさせた発起人であります。しかし事業を成長させていく上では組織を拡大させていく必要があり事業への情熱だけでは上手くいかないという壁にもぶつかります。

そこでCOOという役割を置き、
事業運営と組織運営の役割を分けることが一般的なスタートアップの企業体制なのだと理解しました。

しかしこのCOOの存在を見つけることが非常に難易度が高いことも事実なのだと察します。

2.COOとの関係性

CEOがCOO選びに苦悩する理由は以下と考えています。

・ 事業を任せられる存在なのか / 社風やマインドが同じなのか
・ 一緒に事業を伸ばしたいと思ってくれているか
・ 経歴や能力は本物なのか

基本は即戦力としてキャリア採用を実施するはずですが、
1時間の面談では判断がつきにくく、ある意味賭けの入社をさせてみないとわからない。

このリスクを踏まえて理想の人材に出会えたらスケールする可能性が高くなるというギャンブルに勝つ必要があるのだと思います。

3.理想と現実のギャップに疲弊する現場メンバー

スタートアップでは少人数で最大のパフォーマンスを出すことが求められるのだと思います。その上で1人が担う役割や責任も大きく、ある意味パンク状態が常に起こるはずです。

状況を打破したいと思ってはいるものの、
目の前のタスクに追われる日々でありそれどころではない。

また、客観的に捉えることが出来たとしても、
この状況を打破する方法がわからない。もはや打破ができるはずがない。というマインドセットに陥るのではないでしょうか。

その結果、
1人1人の疲弊が蓄積され組織に波及し、ポツポツと退職者が出ていく。

退職の理由は「この先が不安だから・・・」

事業としては可能性を感じて突き進もうとする経営層と、目の前のタスクをこなす毎日に疲弊する現場の意見が乖離してしまうことも問題として出ているのではないかと推察しています。

この現状では新しいアイデアやイノベーションが起こるはずもないと考えています。


解決のヒントは「COOが担うべき役割」


前述をまとめると、
スタートアップの経営者は以下3点をクリアして本来やるべき業務に集中する必要があります。

1.CEOとCOOの役割は分けるべきである
2.採用というギャンブルに勝って理想のCOOを手に入れること
3.キャパオーバーの現状を解決し未来の話をできる環境をつくること


ここでポイントになるのは、
採用ということでしか解決できなないのだろうか?という疑問点です。

言いたいこととしては、
COOに期待する役割を果たせるのならば、COOを必ずしも採用する必要はないのではないか!?

1.CEOの想いを実現まで進めてくれる。
2.入社してから「やっぱ違う・・・」を発生させたくない。
3.業務圧迫の改善、運用体制の構築、アイデアやイノベーションの発掘


採用は手段であり、
あくまで目的はCOOに果たしてもらいたい役割を叶えてくれるのであればどのような手段でもいいという選択肢もあればいいのではないでしょうか?

(注 もちろん他にもCOOに求めるものはあることは理解しています。


COOの役割やらせてください!

筆者は前述の通り「何でも屋」であります。

「何でも屋」だからこその悩みは、スタートアップでは輝けるのではないか。という可能性をとても感じています!!

何でも屋だからこそ貢献できる場所があるかもしれないと本気で思っています!

できること① BPR・経営レポート

筆者がまずCEOとして入社すると仮定して取り組むこととしては、
「事業の実態把握」「社内の実態把握」です。


「事業の実態把握」

・ミッション理解
・事業の成り立ち、歴史の把握
・事業計画
・ビジネスモデル / 利益構造
・業界のポジショニング
・ターゲット
・合理性
・リソース
・コストの適正化判断
・取引実態

これらの調査をまずはスタートした上で、
データとして置き換えて再認識と提案を実施します。

例えば、

・ 取引社数100社あるうち何社で売上の80%をつくっているのか。
  L 労力を掛けているクライアントほど利益につながっていない!?

・ 販管費を原価として捉えた場合に提供価格・コストは適正なのか。
  L 実は売れば売るほど利益は逆ザヤになっているのでは!?

など、
現状を正面から捉えるのではなく切り口を変えてデータを確認することで、今までの常識が変わるかもしれない議題を提出することをバリューとします!!


「社内の実態把握」

・目標設定
・評価制度
・スキルセット
・組織構成・役割
・マネジメントの考え
・コンピテンシー
・メンバーの価値観
・研修制度、学習意欲
・満足度
・未来のリーダー候補の発掘

など、
メンバーの考えや価値観を把握した上で、
今の組織構成がフィットしているのか。キャリアに通じると感じているのか。負荷を掛けても成し得たいと思えるのか。をヒアリング。

この2つの現状を経営層にレポーティングします。
次の方向性や経営判断材料に活かせるような改善策も添えてご提出します!!

できること② プロダクトライフサイクルの構築

現状から出てきた課題点や改善点を回転させるためのご提案を行います。

Step.1
プロフェッショナルによる支援を行い実行フェーズまで進める。

 L 短期的・集中的に施策の実行へ

Step.2
毎日データを可視化できる環境を構築。

 L 必要なデータ、みるべき指標を設定してモニタリング

Step.3
自社メンバーで出来る体制にするためのトレーニング

 L 百聞は一見にしかずの成功体験へと導きます。


できること③ 戦略立案

マーケットに合わせた戦略転換

他業界の成功例や失敗例が自社の経営課題をクリアするためのヒントになったり、他社では気が付かないイノベーションを生み出すこともあると考えています。

フレームワークよりも大切なことは、
”小さく早く実行して結果が出てから考える”。ことで、自分たちに自信をつけていきます。
この実行した動きをしっかりと記録し分析し改善していくサイクルが最も成果を出すために必要なサイクルだとこれまでの経験で感じています。

できること④ ページディレクション

良いプロダクトや商品であったとしても、
狙うべきターゲットに適切に届かなければ意味がありません。

またページは作ってみたものの、
何を分析して、どこを改善すれば効果がもっと出るのかがわからない。というご質問を受けることがあります。

ページ制作は「狙いを持ってつくる」ことをしなければ、改善するべきポイントを見つけ出すことはとても困難です。

なぜならデザインやLPのメッセージの伝わり方は人それぞれだからです。

自分はキレイなデザインだと思うモノも、他人はそうは思わないかもしれない。またはその逆かもしれない。

サイトをリニューアルすると一定数のユーザークレームが発生します。

リニューアルの大前提は「良かれと思って」実施されるものですが、使い慣れたユーザーにとっては不便になり「今までの方が良かった」という感想になるからです。

ページを制作する際には、
誰にとって良いと思われるのかが1番重要な要素であり、そこが抜けた状態でページ内の配置を変えようが色を変えようが大きな差なんて生まれないわけです。

できること⑤ データマネジメント

行動を起こすと成果物が発生する。
成果物を記録しデータとして貯めることであらゆる使い方ができます。

「集める」
あらゆるデータを集めるためのアクション。
ページを出す。広告を出す。営業活動をする。稼働する。などの行動を数字で管理する。

「貯める」
貯める箱を用意する。
予めどのようなアウトプットをするかによって必要となる箱(DB)が変わります。またあらゆるデータをマージできるための要件を設定しておきます。

「使う」
データを活用してレポートのみならず施策を打つ材料にすることで、
自動的かつ最速のPDCAを実現させます。

まとめ

まとめると「何でも屋である」×「スタートアップ業界」は強み最大限に活かせると確信しています。


筆者は大手通信系商社のIT系グループ会社で14年間従事してきました。
会社のため全力を尽くしてきた14年でありましたが、会社から受けた仕打ちはとても悲しいものであり、自分としては許しがたい出来事でした。

しかしスタートアップ業界との出会いにより、自分の可能性を活かせると思える場所と出会えたことをとても嬉しく思っています。

スタートアップ業界に少しでもお役立てできるように、
これからは業界のために全力を尽くしていこうと思います!!

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