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モテるテクニックを解説!PEPSIが人気者コカ・コーラに追いついた理由#2
「モテたい!」
今回も#1とかわらず、結論から述べると、その為にすべきことは
①モテたいグループを見つける
②そのグループで最も魅力的な人のマネをする
③マネをした人が持っていない魅力を少し上乗せする。
の3つである。
#1ではモテる為に 、どの場所で、どのくらいモテたいかという「ゴール設定」をする方法を説明した。
■本記事のテーマ
経済学を使えば誰でもできる、モテる為の普遍的なメソッドについて
■モテるテクニックを解説!PEPSIが人気者コカ・コーラに追いついた理由
モテる方法を科学的に解説
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54418072/picture_pc_1096269eab2199d2090e7933e2b0e049.jpg?width=800)
モテる人になるためのメソッドを解説する。
最も合理的な方法は「海の家の出店問題」だ。
なぜなら、この問題は科学的に証明できることであり、再現性をもっているからだ。
※この問題はマーケティングの真理でもあるの良く理解すると今後の様々な場所で役に立つと思うので是非楽しんで読んでもらいたい。
ビーチがあり、海の家を作ろうと思うがどこに作るのが最も良いのか?を考える。
下の図のように、ビーチには20人のお客さんが既にいる。
しかし、条件として、そのビーチにはあなたが取り扱う商品と同じものを取り扱っている、海の家が既に1軒存在している。
さて、あなたなたならⒶⒷⒸのどこに出店する?
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54418129/picture_pc_c538eae35efe211a47fa0677473afa56.jpg?width=800)
先に答えを言うとⒷしかありえない。
パターンで分けて検証してみる。
■Ⓐに出店した場合
Ⓐと★の間のお客さんを奪うだけになり、★から右半分は★のお客になる。
つまり、獲得できるお客はⒶが5名に対し★が15名となるのだ。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54418139/picture_pc_41fa82db5c5eae42206b04bca68bbed1.jpg?width=800)
■Ⓒに出店した場合
Ⓒと防波堤Bの間のお客はすべて獲得できる。
その上でⒸと★の間のお客さんを奪い合うことになる。
つまり、獲得できるお客はⒸが7.5名に対し★が12.5名となるのだ。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54418156/picture_pc_c9b4c71ac8a2df077b5000e9895176a6.jpg?width=800)
■Ⓑに出店した場合
Ⓑから左の防波堤Aのお客をすべて獲得できる。
Ⓑと★の間にお客はいない。
★は防波堤Bの間のお客をすべて獲得することになる。
つまり、獲得できるお客はⒷが10名で★も10名となるのだ。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54418393/picture_pc_7aae59ac13bf6d3a7485fd5be488a4b5.jpg?width=800)
「じゃあ、もし、先に出店していた店がビーチの真ん中でなければ、後発は余裕勝ちじゃないの?」
と思うが、そうはならない。
では、どこに出店するか?
答えは簡単だ。
それもやはり、既存店のすぐ横。
しかも多くのお客がいる側だ。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54418478/picture_pc_f389a9f65d7b3c9fcdb93a174214e53b.jpg?width=800)
これで、既存店は20人から5人にお客を減らし、新店は15人のお客を獲得できる。
「そりゃそうだ。」と思うかもしれない。
しかし、それじゃ終わらないのがこの問題の面白いところだ。
なぜなら、既存店が後から出てきた新店により商売を邪魔されるわけだから、このままで満足するわけがないからだ。
ではどうなるのかというと、既存店はより多くのお客を取るために新店の左側に移動するのだ。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54418514/picture_pc_431ffdd6352b8b59f00d03259d8dea0c.jpg?width=800)
すると新店のお客は7人に減少し、既存店は13人となるのだ。
もちろん、新店もそのままでいられるわけでもなく、次は新店がさらに既存の左側に移動するだろう。
そうして店の移動を繰り返した結果、新店も既存店もお客さんの数が10人ずつになる場所まで動き続けた結果落ち着くことになるのだ。
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54418531/picture_pc_0e8b06eae84191ce1c5350e6c3dd6988.jpg?width=800)
これらの事例を見た結果でわかってもらえたと思う。
後発で、市場に進出するのであれば、既存店の真横に出店するしかないのだ。
逆に言うと、後発であれば、先発している人のマネすることが最大利益を得られるという事なのだ。
簡単だろう。
「意味は分かるけど、そんなの机上の空論だ」と思う人もいるかもしれない。
ではなぜ国内航空会社のANAとJALの時刻表や料金を見比べても差がないのだろうか?
なぜ、コカ・コーラVSペプシコーラの自動販売機は良く横に並んでいるうえ、ほぼ同じラインナップの商品を同じ料金で売っているのだろうか?
全ては、この顧客の最大化を目指し、両者が競走した結果、「真横にお店を出す」という戦略をとるしかなくなったという事なのだ。
もちろん、JETSTARのように格安でサービスを提供することで、サービスを捨て、価格で差別化を図るという戦略もある。
差別化戦略だ。
しかし、今回は「モテる」をテーマにしている。
それはより多くの人に受け入れられる方法で魅力を理解してもらうという事だ。
つまり、王道のモテ力こそが、最大限の人数を獲得できることであり、差別化というニッチ戦略を当てはめて考えてはいない。
モテるを最大化するためのベーシックなフレームワークだととらえてほしい。
実際にメソッドを使ってモテる為にすることとは?
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54418585/picture_pc_9b3469245b4a7bae8ce72a1916c3e0b1.jpg?width=800)
モテる為には、既にモテている人のマネをする。
以上だ。
理由は「海の家の出店問題」で述べた通りだ。
ただただ、あなたの周りにいる人の中でめちゃくちゃモテている人をマネするだけなのだ。
おしゃれでモテているのであれば服装を完全に間遠をすればよい。
良いにおいがするのであれば、同じ香水やシャンプーを使えばよい。
ダンスをしているのであれば、ダンスを始めればよい。
お金持ち感でモテているのであれば、お金持ち感を出せばよい。
イケボでモテているのであれば、声を工夫してイケボ感を出せばよい。
とにかく、モテている人と同じ人間になれるように、とことんマネをするのだ。
そんなに簡単ではないという事は理解できる。
マネしてもどうしてもマネできない部分もあるだろう。
しかし、まずはモテている人に最大限近付く。
それしか答えはない。
そのうえで、上記した差別化でモテる要素を付加することで、足りない部分を補えばよい。
戦略とはそういう事なのだ。
まとめ
![3本](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54418689/picture_pc_f79f5cd80384d251eb9e8a91479dc4c2.jpg?width=800)
①モテたいグループを見つける
②そのグループで最も魅力的な人のマネをする
③マネをした人が持っていない魅力を少し上乗せする。
この3つが科学的に説明できるモテる方法である。