コロナになった話

先月の3連休の最終日、夫が体調を崩して寝込んだ。
発熱外来でコロナ陽性と言われた。

夫の発熱から7日目、今度は私が発熱した。
その頃には夫の体調は回復していたので、生後10ヶ月の娘のお世話は夫に任せることが出来た。

夫婦二人とも初めてのコロナ感染。
噂には聞いていたものの、普通の風邪とはやはり少し違うようだ。
発熱や関節痛、喉の痛みの他、私たちはそれぞれ睡眠障害の症状が出た。

夫の場合は、とにかく眠くなり、私の発熱中も隙あらば寝ていた。
私は夫と逆に眠れなくなってしまった。発熱中は少しでも眠りたいのに、お布団の上で横になっても全く眠れずにいた。なんとか眠りについても小一時間ですぐに目を覚ます。夜中も眠れず、読書や数独をして頭を無理矢理疲れさせて3時過ぎに漸く眠りにつくといった具合だった。
沢山眠れる夫が羨ましくて仕方なかった。

夫も私も発熱は4日間程で落ち着いた。二人の睡眠障害も、私が平熱になった頃には治ったようだった。
娘の感染を心配していたが、多少の咳と微熱で済んだ。どうやら我が家で一番免疫力が高いのは娘らしい。
37.1℃の微熱を出してもニコニコ笑っている彼女の姿を見て、どれほど安心したか。大事に至らず本当に良かった。

私の発熱から10日が過ぎ、家庭内でのマスク生活終了と共に、我が家のコロナ騒動は収束した。

今回の感染源は、夫の職場での送別会だった。参加者10人の内、3人がコロナ陽性になったらしい。
特別近くに座っていた3人ではなく、それぞれ点々と座っていたらしい。

今回の件で誰のことも恨んではいないけれど、目に見えないウィルスは厄介だと改めて思った。

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