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SNS運用代行というお仕事#3

「この世の中にはいろんなお仕事があるんだな~」としみじみ思う今日この頃です。

また、体験してみると予想外なことがたくさんあってワクワクします。


今回はSNS運用代行を行うにあたって、私たちが実践して感じた、気をつけるポイントをお伝え致します。

最初に詳細まで決めておく


運用代行でトラブルになりそうなこと、例えば、「運用代行したのに成果がでない」「投稿は画像だけじゃなく動画もつくってくれると思ってた」「投稿とストーリーズの違いを説明していない」
などなど、代行を依頼する側と、引き受ける側の認識の違いでトラブルになる可能性があります。
そこで、事前にしっかり話し合い契約書等をつくることが大切かと思います。

契約の形態は【業務委託契約】になると思われます。
業務委託契約は、「請負契約」(民法第632条)や「委任契約」(民法第643条)に法的根拠を持つとされています。

「請負契約」とは
仕事の完成を約束する契約です。例えば「フォロワーを10人増やす」と契約書によって定められていたら、期限までに10人増やすことで報酬が支払われます。
したがって、仕事の内容や時間ではなく、仕事の完成が求められます。

「委任契約」とは
実際に業務を行ったことに対して報酬が支払われます。受託者が仕事を完成させる責任を負わないという点が請負契約との大きな違いです。

「準委任契約」とは
弁護士など法律行為を伴う事務処理の内容を取り扱う際は、委任契約を結び、 法律行為以外の事務処理を取り扱う際は「準委任契約」を結びます。


つまり、運用代行を行う側は、「いついつまでにフォロワーを○人増やす」「期限内にPV数を○○にする」といった、仕事の完成を約束する契約は結ばない方が無難です。

具体的に決めておくポイント

以下はインスタグラムの運用代行で特に具体的に決めておくポイントをご紹介します。

・週又は月に何回投稿するのか
・投稿はどんなデザインで行うのか。(アカウントの世界観の共有)
・投稿は画像、動画、ストーリーズ、どこまで行うのか
・いいねやコメントは行うのか
・素材(写真等)はどちらが用意するのか?
・制作したものをチェックしてもらい、やり直しが発生した場合の回数、どこまでやり直すのか具体的に
・投稿による結果は保証しない旨
(この投稿によりフォロワーが○人増えますなどの保証はしない)


他にも色々あるかと思いますが、現在私たちが運用してみて気づいたポイントをお伝えさせて頂きました。

実際に運用代行を始めるには

1 ココナラなどのスキル販売サイトを利用する

2 身近な方にSNSを教えるプチ教室を開く
SNSを活用したいけど、「教えてくれる人がいないから」「難しいから」と諦めている方は多いと思います。
私たちもそんな方に、よくプチ教室を開いています。(とても好評ですよ😊)
ここから代行に繋がった訳ではありませんが可能性はあるかと思います!

3 提案してみる!
ハードルは高いと思いますが、身近な方に提案してみることです。ちなみに私たちはこのパターンでお仕事に繋がりました。

さいごに

私たちはクリエイター業や手作り絵本を広めることを目的に活動しています。
「ブログやSNS運用代行に時間使うのはもったいない」と知人に言われたことがあります。

確かにクリエイター業と手作り絵本の活動だけを行っていけば目的地に近づくのは早そうです。

でも今回の運用代行を行い、新しい素敵な人脈ができました。本来のクリエイターのお仕事にも繋がりました。

「遠回りと思っていたことが実は近道だったりする」
昔どこかで聞いた言葉が今でも深く心に残っています。

今回の記事がこれから新しいことにチャレンジしようと思っている方の少しでもお役にたてれば幸いです🙇





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