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本日のつぶやき「朝日新聞デジタルの面白い機能と松尾芭蕉」
朝日新聞取ってるんですけど。
デジタル版見てたら、こんなのがあった。
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へー。
と、言うわけで発行してみました。
松尾芭蕉の自筆の図巻が発見されたという先月のニュース。
読めなかったらスイマセン。
それにしても松尾芭蕉の自筆のものが出てくるのはいいですね。
まあ、時代が近いから出やすいのかもしれないけど。
古典は基本写本なので、有名な作品でもちょこちょこ違ったりするから、何故こうなったのか、どれが正しいのか、みたいな研究されてるものがありますからね。
松尾芭蕉はちゃんとやったこととか全然ないんですけど、好きな作家(で、いいのかな?)の1人です。
学生時代に教科書で読んで、一気にはまりこんで読みました。
とにかくリズミカルで美しい。
月日(つきひ)は百代(はくたい)の過客(かかく)にして、行(ゆ)きかふ年もまた旅人(たびびと)なり。
舟の上に生涯(しょうがい)をうかべ、馬の口とらえて老(おい)をむかふるものは、日々(ひび)旅(たび)にして旅(たび)を栖(すみか)とす。
古人(こじん)も多く旅(たび)に死(し)せるあり。
もう、この、流れるような、歌のような序文ね。
正直、松尾芭蕉の『奥の細道』は句よりも文の方が好きです。
あ、でも辞世の句は好きだな。
旅に病んで夢は枯野をかけめぐる
こう、旅に出たい!って気持ちの『奥の細道』の序文と、旅を夢見て長い眠りにつく辞世の句、ってのがさ。
ドラマチックで。
と、思ったら、松尾芭蕉の辞世の句、というはっきりしたものはなく、この句も「そう言われてる」くらいのレベルらしい。
うへえええ、そうだったんだ。
今回の図巻は『奥の細道』前のものらしいので辞世の句云々には直接関わらないかもですが、今後も新しい資料が見つかれば、辞世の句なのかそうじゃないのか、松尾芭蕉の晩年がどんなものだったのか、わかるのかもしれませんね。
うーん、良く出来た話は、作られてる可能性もあるのかなぁ。
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