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あなたにもメリークリスマス #クリスマス #日記

娘の保育園でクリスマス会がありました。 

息子も以前は通っていた保育園で。
クリスマス会では毎年、最終学年の子たちがキリスト生誕の劇をやることになっています。

コロナ以前は、毎年、たくさんの家族が狭い部屋にギュウギュウに子供たちの劇を見に来ていましたが。

コロナ禍になってからは、学年毎のクリスマス会になり、参加できるのも一家族1人までと変わってしまいました。

で、今年は娘が最終学年。

劇をやることは、息子の時で知っていたので

私「そういや、●●ちゃん(娘)は何の役やるの?」

娘「私、マリア」

私「え?」

娘「マリアやるの」

私「………先生が決めたの?」

娘「ううん、やりたいって言ったの」

主役やないかーーーー!!!(ソロの歌もあるじゃん!!)

そんな訳で。
意気揚々と練習する娘をよそに、夫婦で風邪をひいては治る娘を「当日穴を空ける訳には……」と体調に気を使う日々。

そんな日々を乗り越え、今日が本番!

実は、私の子供たちが通う(通った)保育園は障害のある子の保育もしていて。

息子の時には、障害のある子はいなかったのですが。

娘の学年には、そう思われる子がいて。
(どの子がそうか、というのはハッキリは解りません。保育園という場所柄、親御さんとなかなか話をする機会もないですし、私もわざわざ園に確認することでもなかったので)

そんな個性的なクラスだったのですが

本番は途中、座礁しそうになりながらも(これは障害云々以前に、緊張が1番大きい)、何とか終了。

そりゃ、例年に比べるとグダグダな劇だったかもしれませんが、割と私はそういう部分を見るのも好きで。

同じ役の仲間が台詞飛ばしちゃって「え、私がフォローするの?!」とオロオロする子。
気持ちわかるわー。大人になってもそのシチュエーション結構あるわー的な

しっかり者で他の子の段取りも覚えてて、そっと誘導してあげる子。

こっそり親に手を振る子。

と、特性が様々見れて楽しい。

終わった後は、他のお母さんたちと傷を舐め合うように「●●ちゃん、頑張ってたね!」と健闘を称え合いました。

そんな帰り道。

(多分)障害のある子のお母さんが、その子を抱っこしながら歩いていて。

●●ちゃんも頑張ってたね! いつもはお父さんに抱っこしてもらって登園してるけど(たまーに会う)、お母さんじゃもう大変じゃない?

なんて会話をしていたら

お母さん「でも、ご褒美の抱っこだから!」

と晴れやかな返事が返ってきました。

お母さん「もー、この子が人前に立って歌ってるなんて信じられない!」

そうだよね。

それぞれ、みんな大きくなったよね。


私も、息子が小学校に入って、学校の様子が見えなかったり、勉強が不安だったり、だったので、少し目が覚める言葉でした。

“1歳から92歳までの子供たちに。
何度も使い古された言葉だけど。
「あなたに、メリークリスマス」”
(「The Christmas Song」Nat King Cole)



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