見出し画像

2024年06月09日の日記 大阪、京都、東京

ここ数日、いろいろあり日記が滞ってしまった。日記というのは日常でないと書けない。地に立って生きていなければ書けないと強く思う。

だから日記は退屈である。日記の形式上、起きた出来事は振り返って書かざるを得ない。書くという行為はさまざまな思惑が入り混じる。より面白く書こうとしたり、賢く見られるようにして書いたり。そうして余計な思惑が入るたび、書かれる出来事は変容をとげ、いつしか原型は崩れ去る。そうすると現実を描くはずの日記はフィクションとなる。そこには私は存在しない。目の焦点が合わなくなって、道路にくずおれた私は、かくして二人称の〈私〉となる。知らんけど。

大阪に行ったり京都に行ったり、東京に行ったり移動をしまくった一日だった。
心斎橋にナガノショップがあったので行った。受付のスタッフに、整理券を見せて入る必要があった。入場してから30分間だけストアの中で物色する権利が与えられる。そんな短い時間的制約のせいか、スタッフの対応はおざなりで、おざなりにならなければならない環境に少しうんざりしてしまった。

それから京都に行って鴨葱書店に行った。

ちょっと場所がわかりにくかったけど、とても居心地のいいお店だった。三鷹のユニテよりはちょっと狭く、食事の提供はないようだった。

他では見ないインディペンデントな本を見つけたのでいくつか購入した。詩集も買う。年を経るごとに詩の関心がすごく上がっているのを感じる。

地元(大阪)の人が東京に引っ越したのを知る。

周りの人間がどんどん東京に来ており、もういいよ…という気持ちになってきた。一極集中の四字熟語を実感している。私は将来的には東京からいなくなる予定です。

来週はいろいろ忙しそうなので、頑張りたい…。

(2024/06/09)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?