独身アラサー女、無職を卒業して1カ月たった

9月がおわった。
5カ月の無職を経て再就職をしてから1カ月がたった。

結論から言うと仕事をやめずに1カ月続けた。
新天地に引っ越してきて、1カ月誰も気軽に話せる人が出来ず、愛想笑いしかしない環境でよく1カ月続いたなと自分でも思う。

よく続けたなと思う反面、すぐに見切りをつけて辞められる人がうらやましいとも思う。
わたしは9月1日から2日、Twitterで初出勤と検索し、同じように転職や再就職などで初出勤する人のツイートをたくさん読んだ。
意外と9月という中途半端なときでも初出勤の人がいて、うれしかった。

その中でひとり気になる人がいた。
その人は初出勤ツイートから3日でやめていた。

無職に戻り悩んでいるようだが、自分と合わないと思った職場を即座に辞められる、飛べることも才能だし、良いことだと思う。
わたしはなんだかんだやめられない性格なので、向いていないこともずるずる続けるタイプ。(前職もずるずる続けた、でもそのうちに向いているなと思ったし、そういういいこともあると思うけど、そこに行きつくまでが数年単位)

いつも母親に愚痴るたびにはやく辞めて次探したらいいのにと言われる。
そういわれたびに辞められないよとなぜかあまのじゃくを発揮する。

自分は一生ないものねだりだし、あまのじゃくだと思う。

今の職場は残業も多いし、慣れないこともあってきつい。
いくら既卒、経験者であっても、場所が変わればシステムも変わる。
ルールだって違う。

前の職場ではそうやらなきゃいけないことも、場所が変わればタブーなこともある。

いちばんつらいのはまわりが忙しいのに、自分には出来ることがないとき。

なにか手伝いますか、って言わなきゃいけないルール。(社会人ならある程度は仕方ないと思う)

きてちょっとの人が出来ることなんてないのよ。

帰っていいか、その日の担当の先輩に聞いた。

「まわりの人に手伝えることないかきいてください」

あるわけないやん。言葉がつっかかってうまく出てこない。

こういうことが起こったとき辞めたくなります。
まあまた就活するのきついから続けるんだけど。

消極的な理由でしか仕事を続けることが出来ない。

あと仕事どうですか、辞めたくなってないかって聞いてくれるんだけど、正直に辞めたいですなんて言えなくて、みんないい人で教えてくれますと言っている。

でも1カ月たった、残業が多い、家は汚くて、ご飯食べて眠るだけ。

こういう日々を繰り返すと、わたしはなんで働いていて、生きてるんだっけとなるんだよなあ。
無職はなりたくなったくせに、無職だと生きている気がしない、許されないと自分で自分を責めていた。

結局働いていようが、無職でいようが、わたしはわたしを認められないし、許すこともできないのかもしれない。

好きなnoteの作者さんがもう更新しないと。
毎日見て、生きているんだなって思っていたから悲しい。

みんなそれぞれがんばって生きていて、無意味なものなんて思わないのに、自分のこととなると急に無意味、無価値なものと思う。

この認知のゆがみを治さないと幸せになることはない気がする。

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