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ギアナの食べ物って? 魚編

きっと皆さんが一番興味のあるのは食べ物の話題ではないかと思う。

そこで今回は仏領ギアナの食べ物について。

海が近いので、魚は安くておいしい。
種類はそこまでないけど、新鮮さはバッチリ。
カイエンヌ市内には野菜・果物の市場のそばに魚市場がある。
しかもヨーロッパの規制が適用されるので、魚市場が清潔。
日曜日以外、毎日営業。

ヨーロッパの規制についてはいい面も悪い面もあるので、機会があったら書いてみるつもり。

正規の市場からはちょっと離れたところにある闇魚市場(勝手に名付けた)はもっと安いけど清潔ではないみたい。
清潔じゃない所で魚を買うのは嫌なので行ったことないけど。
後、治安があまり良くないと言われてる場所にあった。

市場には5・6軒魚屋さんが連なってて、一回りして仕入れ状況を見て購入。
お値段的には高くても1kg=10ユーロを超えることはない。海老以外。

初めて魚市場に行った時は、馴染みのある名前の魚がほぼいなかったので、とりあえず毎回違う魚を買って試してみることに。

私が好んで買っていた魚
Carangue (カツオみたいな感じ。赤身の魚。刺身でも食べたし、甘酢醤油に漬けて漬け丼にしたりしてた。一番好きな魚)
Loubine(白身魚。身が締まってておいしい。火を通してもいいし、刺身でもいいし、ライムなどでマリネしてもいい。スズキに似てる?)
Croupia(白身魚。Loubineと同じくらいおいしい)
Acoupa(一番スタンダードな白身魚。私はLoubineの方が好き)
Raie(エイ。ケイパーを入れたバタークリームソースとかで食べるとおいしい。あとはぶつ切りにしてから揚げにしたり)
Vivaneau(表面が赤い白身魚。よく1尾丸ごとグリルにして食べてた。タイみたいな感じ)

あまり買うことはなかったけど、試してみた魚
Sardine(日本やフランスのイワシを想像してはいけない。私が買ったものは脂っこ過ぎて一回こっきりしか買わなかった。写真が残ってるのでサイズを見てみてください↓)

Requin(サメ。美味しくないわけではないけど、ちょっとブヨブヨした感じの肉が私好みではなかった。ちなみに小骨がない魚なので、骨があるから魚が嫌いという人はサメを試してみてほしい)
Machoiran(他の白身魚の方が好き)

買ったことがない魚
Atipa(もう見た目がちょっと美味しそうじゃない。あと調理するのも面倒そうで買ったことがない。紀元前の魚という別名がある。気になる方はAtipaで画像検索を)

他にもあったかもしれないけど、大体の魚は網羅してると思う。

私の一番好きだったCarangueという魚は水銀が普通より多いみたいでたくさん食べてはいけないと言われてた。これは金の不法採掘に水銀が使用されるため川が汚染されてることがあるから。
そう言われても好きなので定期的に食べてたけど。

あと、出発前にギアナ沖ではエビがたくさん取れるよ!って聞いていたので、おお、それはエビがさぞ安くて美味しいだろうと思ってたの。
実際に現地に行って知った事。
ギアナにはエビ漁ができる船がほとんどないので、ブルターニュとかからエビ漁に来てエビはパリのランジスに運ばれる。
冷凍されてまたギアナに戻ってくるって。
え。

ということでエビはほぼ食べなかった。
残念。

とにかくお魚には困ることがない生活だったのはよかった。
でもよく考えるとカイエンヌだからこんなに充実してたんであって、他の町だったら多分魚市場とかもそこまできれいではなかったかもしれない。

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