「8月朔日の決意」2021/08/01

・毎年8月1日に思うこと
8月に入った途端、8月生まれの人だけが使えるクーポンがあるからお店に来てねというDMが届きだす。
誕生月だけのお得なみたいのを使い尽くして「得したな〜〜！！」って思いまくりたいなって、毎年8月1日に考えるんだけど、毎年9月にならないとどこのお店でどんな特典が使えるのか思い出せないんだよな。
どのみち今年は難しそう。

・マウスピース
最近睡眠がうまくとれなくて、日記に書くようなことが何も無い。
もちろん調子が良くないのは多分そうなんだけど、睡眠が変なリズムになっちゃってる理由はもうひとつある。マウスピースを導入したんだ。
ここ数年、私は睡眠中に歯を食いしばったり歯ぎしりをしているようで、でも起きてるときでも大抵異様に体に力が入ってるしそんな困ってない（体の困りごとランキングではかなり下位という意味で）し、看過していた。
しかし最近起床時にあまりに顔まわりが疲れすぎているし、頭痛も慢性化しつつあったので、試しに奥歯だけのマウスピースを買ってみた。柔らかいシリコン製の、型をとる必要が無いやつ。
そしたら起床時の頭痛は無くなったし疲れもマシになった！ ……んだけど、ぽろっと吐き出したり誤飲したりを恐れて眠りが浅くなってしまったのよ。元々は誤飲できないサイズなんだけど、人によっては日々使ってるうちに噛み切ってしまうらしく、それで小さくなったら誤飲もあるなーと思うと恐くてさ。奥歯だけとはいえじゅうぶん異物感もあるし。
今回買ったものだけでなくマウスピース全般のレビューに目を通すと、最初はみんなそんな感じで寝るのに支障を来すらしいということと、相性がよければそのうち慣れるらしいということが読み取れる。
なので、今は眠りが浅くなっても、慣れ次第解消すると信じて続けている。上手くいけば噛み合わせも良くなるらしいよ。
あとマウスピース噛んでると口さみしさが無くなるので（何て当たり前のことなんだ、書くのが恥ずかしい）ダイエットに使えないかしら。あーでも「はじめの一歩」で、マウスピースに縁が深いはずの鷹村が、減量中にマウスピースではなく干ししいたけを口にしてることを考えると、そんな頼りにならないのか？

・書きたいなら書いちゃおやかんの麦茶
一旦公開したんだし、そのあとに思ったことは明日の日記にすればよくない？ 書くことね〜ってサボったりしてるなら尚更さ。と、自分の中の比較的マシな部分が言っているんだけど、書きたいなら書いちゃおアップルパイ、って自分の中の十時愛梨の部分が言ってるから仕方無い。なかなか無いよ、私の中の十時愛梨が歌うことは。
コカコーラ社が販売している「やかんの麦茶」を、麦茶常飲者の責任を果たすべく飲んだ。ふつーの麦茶だ。麦茶は何故かそれが良しとされている不思議な飲み物だ。
でもこの「やかんの麦茶」を作った人のやかんの麦茶と、私のやかんの麦茶ってやっぱり違う。
「やかんの麦茶」のやかんの麦茶は、お母さんがやかんで煮出したあと冷蔵庫で冷やした麦茶を夏休みの夕飯に家族でそうめん食べたあとに飲む方のやかんの麦茶でしょ。
私のやかんの麦茶は、夏休みに朝からゲロ吐きそうにきっつい練習をこなした運動部が、練習の一区切りついた夕方に、やかんから直に、こぼしながら飲む麦茶なのよ。身体中泥だらけだから、麦茶のこぼれた軌跡だけ泥が落ちてるのよ。なんかそういう麦茶じゃなくてもいい麦茶なのよ。
「やかんの麦茶」というあえて庶民的で気取らない風を装っているからこそ、私と誰かのやかんの麦茶感のズレが気になってしまう。私は別にやかんに口をつけて浴びるみたいに麦茶をゴクゴクイったことはないはずなんだけど。
涼し気なデザインの「やかんの麦茶」のペットボトルを手にとると、そのズレにむずむずする。
多分、部活のあとに雑に飲み干す麦茶、というイメージなら鶴瓶の麦茶の方がそれっぽい宣伝をしている気がする。やたらと増量する向きがあるのもそれっぽい。
あと、全然関係無いんだけど、「やかんの麦茶」のペットボトルキャップはパッケージデザインに合わせた青緑で少し透け感があって、海辺でサンドグラスを拾ったときに似た嬉しさがある。自分がもし今子供だったら捨てないで貯め込んでたんじゃないかなって思う。