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地方の大学から外部院試で東大の大学院に合格した話【東京大学 院試, 東大 ロンダ】

[2024/03/10]【50部突破しました!ありがとうございます】

1.はじめに

私は、2023年夏に東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻広域システム系に合格しました。この記事では主に以下のような方を対象にしています。

・自分が所属している学部・学科の勉強に、興味がないor思っていたのと違ったため、大学院から分野を変更したい大学生

・なんらかの理由で(ブラックすぎる、研究内容に興味が持てない)所属する研究室から脱出したい大学生

・地方の大学に通っているが、大学院は都会の学校に行きたい大学生

・大学受験で第1志望に合格できなかったので、院試でリベンジしたい(学歴コンプを解消したい)大学生

・会社をやめて大学院で研究することを検討している社会人

今回は、合格した東大に限らず、大学院入試全体の体験談と院試までの流れと対策の概要を書いていこうと思います。英語の勉強法や落ちた大学院の敗因の詳細、それぞれの大学院個別の内容などは、また別の記事で書こうと思います。

2.プロフィール

まず、簡単に私のプロフィールを紹介します。

○(旧帝大でない)地方国立大工学部で情報工学を専攻

○GPA 3.38/4.00

○TOEIC:750点(出願時)

○院試の出願校と合否
  ・自大の大学院 工学専攻 合格
  ・名古屋大学大学院 情報科学研究科
     複雑系科学専攻 不合格
  ・東京工業大学大学院 工学院経営工学系 不合格
  ・東京大学大学院 総合文化研究科 広域科学専攻
     広域システム系 合格

○大学入試で合格したことがある併願校
  ・東京理科大学
  ・明治大学
  ・青山学院大学
  ・芝浦工業大学

3.外部院試を受けようと思った理由・きっかけ

・ずっと地方に住んでいたので東京に住んでみたいな、となんとなく思っていた

・環境がより良いところで研究したいと思っていた

・就活の際の交通の利便性を考えた時に、都会にある大学の方が良いと思った

・必ずしも就職で有利になるとは限らないが、不利になることはないし有利になる可能性もあると考えた

・大学院は今よりもレベルが高い(?)ところにいきたいと漠然と思っていた

・都会の方が自分が行きたいイベント(アーティストのライブやお笑いライブなど)が多く開催されるため、息抜きや勉強・研究のモチベーション維持がしやすい

勉強する理由やモチベーションは必ずしも高尚なものである必要はないと個人的には考えています。

4.志望校の決め方

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