ブログを書き続けたから、フリーランスで生き延びれた。自分の体験を書くということ。
僕は2011年からブログをはじめ、かれこれ800記事くらいは書いてるんですが、実は好きで書きはじめたわけではなかったんです。
ブログをはじめたのはフリーランスをはじめたタイミング。オフで全く営業やコネがなかった僕にはネットから集客する以外考えられなかったというのがあります。
そこでネット経由で僕のことを見つけてもらい、問い合わせてもらおうと考えたのでした。
最初は技術的な記事しか書けなかった
仕事で自分が困ったこと、調べたことをまとめてのせるようにしていました。これ、ネタには困りません。
デメリットとしては自分のブランディングには弱いということ。記事を読んだ人は問題が解決したら去っていきます。
あとは読んでる人がエンジニアなので、フリーでブログから仕事をとろうとしてる場合ターゲットが違うというのがあります。
また、技術は日々進歩していくので、1年後には役に立たない記事になりがちという問題もあります。僕はあまりに古い記事は消すようにしてました。
いま技術的な記事を書くなら、ブログよりQiitaに書いた方が見てもらえる可能性は高くなります。Qiitaで記事がたまれば技術レベルが見えるので、採用時とかには有利になりそう。シェアしていくことでリクルートオファーがあるかも。
少しづつ自分のことを書きはじめた
いつからか、自分にしか書けない体験したことを書くことが増えてきはじめます。
例えばフリーランスで節税したこと、仕事をとるまでにどんなことをやったのかなど。数字がついていると説得力があがります。
僕の最近のもので言えば
とかですね。
僕も読者だったらその人が経験した生の声は読みたいなと思います。それを書いてくれるだけで貴重でありがたい。
これは成功パターンじゃなくてもよくて、この記事とかは失敗事例をまとめました。失敗は成功のもとといいますが、なにを試して失敗したのかは他の人の役に立ちます。
こういう記事はそのまま自分を知ってもらえる紹介記事にもなるのでオススメです。自分の歴史を記事にするイメージで。
自分の考えを発信すると、いい仕事が入ってくる
自分のことを記事にしていった結果、入江さんにお願いしたい、というピンポイントな依頼が入るようになりました。
僕の考えを知ってくれていて価値観が近いので仕事もお互いにやりやすいです。
例えばコミュニケーションに基本電話は使わないというようなことも書いたりしてますが、そうするとメールやチャットでの連絡を好む人からしか問い合わせも入りません。
それによって問い合わせをしなかった方もいたはずですが、共感して問い合わせてくれた方と仕事をする方がずっといいです。
なんでもいいからブログを書こう!とは言えない
よく一般的にまず100記事書こう、話はそれから。と言われます。これもあながち間違ってないと思うのですが、それでもクオリティはなんでもいいから書く、というのは違うんじゃないかなと思いはじめました。
書く方も貴重な時間を使っているし、読む方も同じくです。だから読む方に失礼がないように丁寧に熱をこめてひとつひとつ書いていきたいな...というのが今の気持ちです。
とはいえ、これも記事を書き続けたからたどり着いたことなので、最初はとにかく記事を書きまくる、が正しいのかもしれませんね。
僕が丁寧な仕上げ、というところで意識してるのは、読者の解像度に合わせるということです。
記事を書く時は書きたいという超個人的な熱からはじまります。便利なツール見つけた!とか、嬉しかった、怒った!とか、そんなきっかけです。
これをそのまま書くと自分視点になりすぎるので、そこからさらに「これ、誰が読むの?おもしろいか?役にたつか?」ということをもう一方の自分で考えます。蛇足じゃないか?とか。そうやって推敲を重ねていくと、仕上がりが違います。
まとめ
自分にしか書けない記事を書くことを意識すること、そしてそのために日々の仕事や生活で感じた些細な違和感・熱をメモしていくと、ネタはつきないし、その人だけの記事になります。
自分をメディア化するイメージで体験したことを整理してアウトプットしていくのは成長にもつながるし、いいことばかりです。
僕もブログを書いたおかげで仕事を絶やさずにフリーでどうにか生きてこれました。これからも進化した入江をお見せしたいです。
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