高齢者の引越しがなかなか大変な件。 78才の父を自分の家の近くに呼ぶことにした。②


続きです。

なんと!!こちらの希望が全て叶う、
夫がひとり暮らしをしていたお家が空いていたのです!!

夫婦でヒャッホウ。

即、父にも話して、内見の予約をしました。

内見当日

父が待ち合わせの場所に来ない。
30分経ってようやく電話が繋がりました。
メインの出口とは違う、小さい出口で待っていたようです。
電話、出てよー!!と言ったら
「みんなスマホで自分だけガラケーが恥ずかしい」
なんだそれ。
父とはもっと細かく待ち合わせをしておかないといけないなと学びました。

ワクワク(ちょっとぐったり)しながら内見へ

日当たり抜群、
静かな環境で父も氣に入り、ここに決定!!

優しくフレンドリーな不動産屋さんのおじさんも
「土田くんのお義父さんなら大丈夫でしょう」と
色々と本当に細かく配慮してくださって
感謝感謝。

ここに何を置いて〜などイメージをして
入居日も決めて帰宅。

父と申込書を書いて、
一緒にお昼を食べて
こんな時間が増えるんだな〜と嬉しく感じました。

父を駅まで送って
この日の夜は夫と乾杯🥂

引越し屋さんは以前お世話になった方にお願いしよう、
お義父さんにスマホ買ってあげようね〜なんて話しました。

数日後に申込書を不動産屋さんに送りました。

数日後
不動産屋さんから電話がきました。

ものすごく申し訳なさそうなテンションに
なんとなく察しがつきました。

「大家さんに断られました。」

がーーーーん。
これ以上的確に自分の心境を表してくれる音はなかったです。

実はこの前にも2軒ほど電話で問い合わせていて
年齢の件で断られていたので
最後の砦というか、ここなら!と思っていたのですが
隣に住む大家さんも父と同じ年で
何かあったら困るからの一点張り!とのこと。
不動産屋のおじさんが粘り強く交渉してくれたのですが、結果ダメでした。

絶望感半端ない。
父になんて言ったらいいやら。

高齢者が住むところを自由に決めることが難しいという現実が
目の前に。

なにそれ。

何かあったらって、、
そんなリスクってみんな一緒なんじゃないの?と思ったり。
高齢者に厳しすぎやしないかい?
(高齢者が高齢者に厳しいってなんなの?)

など、一通り私の中で
疑問祭りを経て

夫の
「しょうがないよね、もっといいところがあるってことだよ^^」に
救われ
父に電話で報告

父「そんなもんなんだよー笑 もっといいところがあると思うから
ごめんね、面倒かけちゃって」

とあっけらかんでホッとしました。
そんなもんって、慣れてるのね
(そんな慣れっていいのかな?と疑問を抱きつつ)

氣を取り直して再度物件探しスタートです。

さてどんなところに巡り合えるでしょうか。

次回
門前払いは続くよどこまでも。さらなる現実にポカン。


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