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ライズ・オヴ・ヴェクナ プレイレポ 第二回

 『ライズ・オヴ・ヴェクナ』の第ニ回DMをやりました。

 2回目のDMをするときや購入してDMするか迷っている人のため、アドベンチャーの内容を書いていきます。
完全にネタバレなので、PLとして遊びたい方はご注意ください。

やったこと

・冒険者たちは地下通路で行方不明になったドワーフが持っていた宝石の回収に向かう。
・地下通路にはゾンビが大量に詰まっていたが大人しいので掻き分けて進んでいく。
・暗闇と閉鎖空間、絶え間なく続くゾンビのうめき声に冒険者たちは狂気に陥りそうになる。
・さらに休みなくゾンビに追い立てられ続け消耗状態になりそうになる。
・崩落した通路を迂回するのではなく協力しながら乗り越えていく。
・鍾乳洞と聞いて頭上を警戒し出す熟練冒険者達。予想通り落下してきたピアサーを軽くあしらう。
・ゾンビと化したアンバーハルクを打ち倒す。
・崖が崩れてカムベルとギィが落下。二人で上へ戻る道を探しながら絆を深める。
・峡谷の影で体を休め、冒険者たちを捜索するゾンビをやり過ごす。
・横穴へ誘導しようとするゾンビのフックホラーを倒して前に進もうとする。
・前後から大量のゾンビに追い立てられ横穴に逃げ込む。
・ドワーフの墓所で古代のフィーンド、デム・グォト・ネックと出会う。
・本体である宝石を破壊してデム・グォト・ネックを滅ぼす。
・探していたドワーフ、ボーリングを見つけて宝石を受け取る。
・ドワーフの墓から王笏とドワーフ・ベルトを拝借する。
・ボーリングの案内でアンダーダークを抜けて地上へ出る。

というところで次回へ。


 以下、個別の反省点。
 シナリオをやるうえで、特に気になったことや思いついたことです。
 今後の展開を踏まえた話もあるので、PLの方は読まないでください。

地下通路の描写
 第二章のキモはゾンビの詰まった地下通路をゴールもわからないまま延々と進み続け、発狂と消耗に悩まされながら進んでいくというところなので、異常な閉鎖空間であることの描写を強調することが大事です。
 そういう時は五感に訴える描写が重要なので、もう少し意識すればよかったかなと。
・視覚はどこを見てもゾンビ、ゾンビ、ゾンビ。ゾンビの様子はもう少し細かく描写しても良いかもしれない。一瞬PCの知り合いに見えるゾンビが混じっていて、見返そうとしても紛れてしまってもう見つからないというような描写は正気と狂気の境が曖昧になって面白そうです。
・聴覚はゾンビのうめき声。今回のセッションではBGMを入れていたけど、無音にするかうめき声のSEを入れた方が雰囲気が出そうです。後半は頭上の岩が軋むような幻聴を入れるのも良さそう。
・触覚はゾンビをかき分けていく不快な感触。押したゾンビからボロッと臓物なんかが崩れ落ちる描写は不気味だけど悪趣味すぎるかもしれません。要検討。
・嗅覚はゾンビの悪臭。今回はゾンビ本体が出てくる前の先触れとして描写してみました。
・味覚は食品の劣化。後述する消耗と関係してくるのでかなり重要です。

消耗状態
 地下通路では持ち込んだ水・食料が魔法の影響でどんどん劣化していき、補給をどうするかというのが消耗を防ぐ上で重要になってきます。
 元のアドベンチャーだと1日で全て悪くなってしまうため、残り2日は飢えと乾きに苦しみながら進んでいきます。
 今回はクレリックがいたのでピュリファイ・フード・アンド・ウォーターであっさり解決。こういうピンポイントで刺さる呪文をサッと使えるとかっこいいですね。
 そういう事情もあってあまり時間を取りませんでしたが、レンジャーなどがいたら生存技能でアンダーダークから食糧を確保するなど見せ場になるのでパーティ構成を事前に確認しておくことが大事そうです。

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