見出し画像

睡眠時間

今日は在米中に学んだ睡眠時間確保の大切さを振り返りたいと思います。
米国では十分な睡眠を取ることは中長期を見据えた健康維持の為にも
大切というよりも必須(Essential)であると言う認識が浸透していました。

24時間 ー 十分な睡眠時間 = 活動時間

私が若い頃は「24時間〇〇ますか!?」と言うCMが流れており、
寝る暇も惜しむほど忙しく過ごすということが充実した生活を送っている
一つの社会的なステータスのようにも感じられていました。
私自身も大学生頃から最低6時間位睡眠が取れていれば、
日中眠くもないし特に問題はなかろうと思っていた節がありました。

ところが、その認識がガラリと変わりました。

睡眠時間はおまけではなく健康維持の為には必須である。

そう認識したきっかけを2つシェアできたらと思います。

初めてのきっかけは子供の一歳の健康診断(Well-checkup)の際に
頂いだ睡眠に関する冊子を見たときです。

そこには0歳から11歳までに望ましいとされる睡眠時間が
書かれていました。
(“Sleep” by Children’s Home Society of Californiaから引用)

0−3ヶ月:14−20時間
3−6ヶ月:14−16時間
6−12ヶ月:13−15時間
12−24ヶ月:12−14時間
2−4歳:11−13時間
4−7歳:10−12時間
7−11歳:10時間〜

乳幼児時期の1日の睡眠時間(昼寝含む)はそうね日本でも
このぐらい寝るわよねと思える睡眠時間でしたが、
びっくりしたのは7歳以降の睡眠時間でした。

10時間〜!

10時間???私が子供の頃でもそんなに寝てなかったかも?
大体8時間位だったような記憶が。
私が特別と言うわけではなく、周りの友人たちも

早く寝る=子供っぽい
遅くに寝る=大人に近づく

と言う雰囲気だった記憶があります。

遅くまで起きている、起きていられる=大人に近づいている
ように思ってしまっていました。

その冊子はなかなか寝つかない子供の寝かしつけに
ほとほと困っていたときにいただいたもので、
先生は睡眠がどれだけ大事で健やかな成長に必要なものか
丁寧に説明してくださいました。

その後は睡眠時間と睡眠までのルーティーン(Bedtime routine)作りを参考に

24時間 −  睡眠時間 = 活動時間とするよう心がけました。

睡眠までのルーティーンが定着するまでに(特に自分の部屋で一人で
眠れるようになるまでに)はしばらく時間がかかりましたが、
睡眠時間と睡眠までのルーティーンを見直したことで、
ぐっと日中の機嫌や体調が良くなり、自立心も養われた記憶があります。

もう一つのきっかけは、公立学校の教育委員会からのお知らせとして
学校開始時刻変更の理由にMiddle schoolerの睡眠時間確保があげられていたことです。

アメリカの公立学校では(場所にもよりますが)多くの場所で生徒達は黄色いスクールバスに乗って登下校するのですが、バスはElementary school, Middle school, High schoolと3つの教育課程を行き来しながら
動いています。

通学時間は通勤時間と重なる為バスが予定時刻を過ぎるのは
日常だったりもしました。悪天候の際には更に遅れることに。
慢性的なバスの遅延対策として学校の開始時刻を
少し遅らせるということになりました。先ずはHigh school、
次にElementary school、最後にMiddle schoolの順で
学校が始まっていたのですが、Middle schoolの開始時刻を
なんと9時半近くにまで遅らせたのです。

「成長に十分必要な」睡眠時間を確保するという理由の為でした。
バスの移動時間調整という理由もありましたが、それと共に、
その年齢の子供達は部活動等で帰宅も遅くなり、
また、昨今のテクノロジーの変化に伴い就寝時間が
少し遅くなりがちなので、「成長に十分必要な」睡眠時間を
確保する為にもMiddle school の登校時間を遅らせるというものでした。

そして、おそらく保護者の同意を求めやすくする目的もあったのだとは
思いますが、そこには「最新の科学的エビデンスに基づく」提案ですとも
書かれていました。

最新の科学的エビデンスに基づき、
成長に十分必要な睡眠時間確保の為に
公立学校の登校時間がこんなにも柔軟に調整されるなんて!

子供達の健やかな成長を願っているだけでなく、
大人達も十分な睡眠確保の重要性を認識しているからこそ
そういった提案も出され、多くの賛同を得て調整されるだろうと
改めて睡眠時間確保の必要さを認識した出来事でした。

という自分は昨夜はあまり眠れず。
目標とする睡眠時間には全く足りない睡眠時間でした。
なぜならジブン株式会社ビジネススクールに入学したことが
適切だったのか?と自問自答していたからです。
木下さんの配信にもあったように、ストレス耐性は各自それぞれなので、
場違いなところに入学してしまったような気もしてなりませんが💦
入学された目的は皆さんそれぞれだと思うので、
私は私の目的を軸にゆるゆる進めてみようと思います。

限られた時間内で制作するというのは、
こんなにも大変なことなんだなと実感。
普段読んでいるもの、聴いているもの、観ているものも
どれだけの時間や労力が注がれているんだろうかと想像して
一層ありがたく感じられます。

また、読む・聞くの受け手から、制作することを試しているからこそ
感じられる感覚だと思うので、この経験もありがたく思います。
この経験によって自分の向き不向きを「実感値」として感じられるので、
頭で考えているだけとは違うスッキリ感があります。

とりあえずは来年3月を目標にその期間中、経験値を
自分のペースで積み重ね、向き不向きを体感したいと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?