子どもが自分で選択するということ。

娘が、中学受験をすると決める前、中学受験に関する本を、全く読んでいなかったのですが、、、
子どもの受験が終わってみて、改めて、中学受験関係の本を読んでみて。
自分で自分のことができないのに、受験勉強だけ自分でできる子どもなんていない、って書いてあって。
そりゃそうだよな、と。
だから、私は、忘れ物から学べばいいと思ってて、プール教室が長期休みに企画するスキーとかキャンプの持ち物、全くチェックしていなかった。
子どもから、学びの機会を奪っちゃいけないと思って。

そして、受験の日に、メチャクチャ、気持ち悪いことがあって。
校門前で、子どもたち、受験票、見せないといけないんですよ。
でさ、親御さんが、カバンから出してあげてたりするの。
これ、本当に、嘘だろ?って思いました。
一番大切な受験票、どこに入れてるか、本人、知らないの??と。

そもそも、子どもが自分で選ぶこと。
学校の宿題も、持って行くものも。
自分でちゃんとやって、って、ずっと思ってました。
忘れて行って困るのも、本人の経験だから。
失敗する機会を奪いたくない。

もっと言えば、私は、決まった朝ごはんを作らないのです。
起きてから、何食べたい?って子供に聞いて。
大体、卵ご飯+味噌汁
目玉焼き+ジャムトースト+コーンスープ(粉末)
フレンチトースト
フルグラ
みたいな感じなんですが。
まぁ、全部、大体、冷蔵庫ないし冷凍庫にあるから。
朝食もオーダー制
もっと言えば、デザートも、大体、フルーツが2,3種類あって、いくつかある中から選んでもらう。

うちの家は、自分で選ぶ機会が多いのです。
で、今日、上の子、我が家では自分の弁当箱は自分で洗う、という約束になっているのですが、彼女が、ちょうど、夕飯の食器洗いと同時に弁当箱を持ってきて台所が空いていなくて。
私が洗い終わった後に、
「台所、空いたよー!」
って言ったら
「寝る前に洗うー」
と。
なるほどでーす、と、私は返したのですが、私の母なら、今すぐ洗いなさい、って言っただろうなー、と。
そう。私の実家は「〇〇しなさい」が圧倒的に多い家だった。
だから、ぜったいに、私は、「しなさい」、を言いたくなくて。
ただし!寝る前に弁当箱を洗いに来なかったら、首根っこを捕まえてでも、弁当箱を洗わせるけど。
という、親の緊張状態を知ってか知らずか、やっぱり、ちゃんと、言われる前に洗ってました。

で、多分、中一の娘の反抗期風が弱いのは、自分でやりたいようにできるからなのかな、と思ったりします。
・・・いやもー、こっちの思い通りに動かないの、知ってるから!
約束だけ!守ってもらえれば、こちらからも言うことは無いのです。

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